トップ > 北陸中日新聞から > コラム 風紋 > 記事

ここから本文

コラム 風紋

プロの演奏

 技術的なことは分からない。が、あれほど緊張感のある田園交響曲は初めてだった。二十日、金沢市の石川県立音楽堂であったオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の定期公演。井上道義音楽監督の来年三月末での退任が発表されながら、その後のOEKの運営の方針が明確でない中、井上さんも楽員もそれぞれに複雑な心境の中での演奏だったのではと想像する。しかし、指揮とオケの緊張関係から生まれた一音一音は素晴らしく、さすがプロだと思えた。井上さんが音楽監督として金沢でOEKを指揮するのは来年二月と三月のあと二回。聞き逃せない。 (文化担当・松岡等)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索