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コラム 風紋

数だけでなく

 文化施設ができると、その評価は必ずと言っていいほど訪れた人の数で語られる。先月、独立行政法人国立美術館の理事長が金沢21世紀美術館の入館者数を「数字のマジック」などと発言して物議を醸したが、それも数にとらわれてしまった裏返しのように感じた。きょう富山県美術館が全面開館する。三月下旬から屋上庭園などが順次オープンし、既に五十三万人を超える人が訪れたという。期待の大きさは相当で、当面はさらに多くの人が訪れるだろう。しかし美術館は観光施設ではない。本来の役割を忘れず、質で語られる美術館であってほしい。 (文化担当・松岡等)

 

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