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北陸文化

【映画】金沢で上映会

「ほたるの川のまもりびと」の1シーン(C)Better than today

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シネモンド

「ほたるの川のまもりびと」

11日、先行上映と監督あいさつ

通常上映は24日から

 長崎県と佐世保市のダム計画で水没予定地になっている地域の人たちの日常を追ったドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」が金沢市のシネモンドで24日から上映される。11日の先行上映後、山田英治監督が舞台あいさつする。

 石木ダムの計画で水没予定地となっている川棚町川原(こうばる)地区。13世帯が主人公だ。映画は2015年秋から1年間、その暮らしを追う。稲作作業や祭りの風景、豊かな自然の中でのびのびと遊ぶ子どもたち…。声高にダム反対を訴えるのではなく、日常の生活を淡々と描くことで本当に必要なことは何かを問いかける。

 山田監督は大手広告会社に勤務しながら、映画やテレビドラマなどの脚本、演出でも活躍。東日本大震災後に企業と社会貢献をつなぐNPO法人を設立して活動する中でダム問題と出合い、約2年間かけて初のドキュメンタリーとなる本作を監督した。今年3月には音楽家の坂本龍一さんが現地を視察し、上映会でのトークにも参加した。上映は地元の長崎県内や九州各地に広がっている。

 ダム計画は国の事業採択から40年以上が経過。根強い反対の中、長崎県は2022年の完成を目指している。反対派の地権者らは事業認定の取り消しを求めた裁判を起こしたが、7月の一審で敗訴し、控訴中だ。

 先行上映は11日午後6時10分からで、前売り1300円(学生1000円)、当日1700円均一。通常上映は24日〜12月7日。(問)シネモンド076(220)5007 (松岡等)

映画「サウダーヂ」の1シーン

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石引パブリック

サウダーヂ

17日、上映会とトークイベント

「空族」富田さん、相沢さん来訪

 制作から配給、上映までを自ら行うことにこだわる独自のスタンスで映画界に旋風を起こしている映像制作集団「空族(くぞく)」。その中心メンバーである富田克也さん、相沢虎之助さんによるトークイベントと、代表作「サウダーヂ」(2011年)の上映会が17日、金沢市石引の書店「石引パブリック」である。

 空族は2004年、「作りたい映画を勝手に作り、勝手に上映する」をモットーに結成。長期間の映画制作、作品をソフト化販売しないスタイルを貫く。ほかに「国道20号線」(07年)「バンコクナイツ」(16年)など。

 「サウダーヂ」は「シャッター通り」と化した地方都市の中心部を舞台に、さまざまな思いを抱えながら生きる土木建築業者、日系ブラジル人やタイ人ら移民労働者、ヒップホップ・ミュージシャンらのかかわりやむき出しの生活を通し、現代の日本が抱える暗部をあぶりだす。

 トークでは、監督、脚本などを担当する2人が「空族の映画放談〜僕たちの相関的映画論」と題して、作品ごとにつながっているテーマや、制作過程で互いに与える影響、それぞれの映画への思いなどを語る。聞き手は、2人と親交の深い「アトリエセーベー」(富山県射水市)を主宰する樋口ゆちこさん。

 要予約。トークは午後2時から、上映は午後4時半から入れ替え制。トーク1500円、映画観賞1800円、セット券3000円。予約・問い合わせは、石引パブリック=(電)076(256)5692=またはホームページ=www.ishipub.com=から。

 

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