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北陸文化

【音楽】原田智子さんソロリサイタル OEK第一バイオリンで活躍

原田智子さん

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30日、金沢市アートホール

 オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の第一バイオリンで活躍する原田智子さんが三十日午後七時から、金沢市本町の市アートホールでソロリサイタルを開く。バッハの無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータを六年ぶりに取り上げる。

 演奏するのは、ソナタ第二番、パルティータ第二番、ソナタ第三番。これまでもバッハに取り組んできたが、「今回弾きたかった」というパルティータと、重量級のフーガのある二つのソナタを選んだ。

 「以前は『弾いてやるんだ』というような挑むような気持ちだったのが、年齢も重ねてリラックスして演奏に臨めるようになってきた。編み物でもするような感じ。理想はあっても、できることとできないことが分かってきたというのかな。何かに固執しないで、手放す楽しさに気づいたのかもしれない」

 一方で昨年十月に大ベテランのピアニスト小林道夫さんと共演した際、小林さんが自らの演奏を「自由じゃなくて嫌になった」と語るのを聞き、「八十歳を過ぎた大先輩も努力を続けていることに衝撃を受けた。もっと自然に歌えるようになりたい」とも。「金沢に来て早いもので二十年。ずっと会場にしてきたホールで、どんな響き、音色で演奏できるのか自分でも楽しみ」と意気込みを話した。

 原田さんは岩手県陸前高田市生まれ。東京芸術大卒、同大学院修士課程修了。英国王立音楽大で学んだ後、一九九八年からOEK団員。二〇〇一年から一年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツ・フランクフルトに留学している。

 開演は午後七時。前売り三千円(当日三千五百円)。(問)宮城音楽事務所076(261)7211 (松岡等)

 

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