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北陸文化

【映画】シネモンド 来年20周年 ドゥミとヴァルダ特集上映 16日から

「ローラ」の1シーン

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土肥代表のトークも

 金沢市のミニシアター「シネモンド」は来年二十周年を迎える。これを記念し、十六日から一週間、フランス・ヌーベルバーグを代表するジャック・ドゥミとアニエス・ヴァルダの両監督夫妻の五作品(デジタルリマスター版)を特集上映する。初日はドゥミの初長編「ローラ」が日本で初公開された際、配給の宣伝を担当したシネモンドの土肥悦子代表のトークも予定している。

 ドゥミは昨年大ヒットした「ラ・ラ・ランド」にも影響を与えたミュージカル映画の傑作「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」で知られる名匠。一方のヴァルダ監督はドゥミ監督と対照的なドキュメンタリータッチの作風。女性監督の第一人者として現在も活躍する。

 ドゥミの「ローラ」(1961年)は港町ナントを舞台に初恋の人を待ち続ける踊り子ローラをアヌーク・エーメが演じた傑作。「天使の入江」(63年)は南仏のカジノを舞台にエレガントで退廃的な夏の逃避行をジャンヌ・モロー主演で描く。ともに音楽はミシェル・ルグラン。

 「ジャック・ドゥミの少年期」(91年)は、映写機を友人から借りたことで映画に夢中になっていくドゥミ少年をヴァルダが優しく描く。「5時から7時までのクレオ」(61年)は自分がガンではないかという不安を抱えながらパリをさまようキュートなポップ・シンガーが主人公の物語。代表作「幸福(しあわせ)」は、ヴァルダの幸せって何? というテーマを吹き飛ばすようなある夫婦の人間ドラマ。短編「3つのボタン」(2015年)と同時上映。

 土肥さんのトークは十六日午前十時十五分からの「ローラ」上映後。料金は通常通り。(問)シネモンド076(220)5007。 (松岡等)

 

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