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北陸文化

【映画】やっぱりやります! カナザワ映画祭

金沢は新人監督特集 7月スタート

昨年のカナザワ映画祭オープニングの野外上映。雨にもかかわらず大勢のファンが詰めかけた。今年は各地で分散開催されることになった=2016年9月17日、金沢市の横安江町商店街で

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 奇抜、多彩な新旧のプログラムで全国の映画ファンを集めながら、会場にしてきた金沢都ホテルの取り壊しで、十回目の昨年を最後としてきたカナザワ映画祭が今年も開催されることになった。七月〜十一月、金沢市、石川県羽咋市、山口市、北九州市、京都市、仙台市に分散して会場を確保。「カナザワ」の看板はそのまま、会場ごとに特色あるプログラム、イベントを企画中で、主催する「かなざわ映画の会」の小野寺生哉代表は「支えてくれるファンのおかげで映画祭をやれることに感謝したい」と意欲を燃やしている。 (松岡等)

山口→石川・羽咋市→北九州市→京都→仙台

各地 テーマごと開催へ

 カナザワ映画祭は二〇〇七年から毎年開催。会場だった金沢市の金沢都ホテル地下の旧ロキシー劇場が取り壊されるため、昨年はフィナーレとして九日間で過去最大規模の五十六作品を上映した。しかしゲストの俳優・ミュージシャンの内田裕也さんから「やれよ!」の後押しがあったほか、各地の映画館から協力の申し出もあり、小野寺さんが開催継続を模索していた。

 まず本拠地・金沢では七月十五〜十七日に金沢21世紀美術館シアター21で、「期待の新人監督」の特集を開催する。映画祭として新人監督による公募作品を上映した最初の会場。今年も既に作品を募集しており、小野寺さんは「新人監督が巣立つ場としてふさわしい」と。

 八月三〜六日は山口市の山口情報芸術センター(YCAM)で音楽ライブ用の機材を使う「爆音上映」特集。同十一〜十三日はUFOの町として知られる石川県羽咋市のコスモアイル羽咋を会場に「幽霊の出てこない怪談映画」を集める。「夏休み感のあふれる祭りにしたい」と小野寺さん。

 九月八〜十日は北九州市の七十八年の歴史ある映画館「小倉昭和館」を会場に「バイオレンス映画」を特集。同十六日〜十七日は金沢市で開かれる金沢ジャズストリートの企画の一環として、サイレント映画のジャズバンド演奏付き上映を企画する。

 さらに十月七〜九日は京都市でミニシアターの灯を守る「京都みなみ会館」でエロチシズムをテーマに一九九〇年代のオールナイト上映の熱気を再現。十一月には、映画祭のきっかけとなった特集上映で金沢も訪れた故・鈴木則文監督ゆかりの仙台市の「桜井薬局セントラルホール」でも上映を計画。小野寺さんは「初心忘れるべからずの気持ちでの上映をしたい」と話している。

 

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