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北陸文化

【工芸】第56回日本クラフト展  

経済産業大臣賞・日本クラフト大賞に選ばれた佐野猛さんの「角のある冷茶碗」

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経済産業大臣賞・日本クラフト大賞 佐野猛さん

審査員特別賞・唐沢昌宏賞 田中若葉さん

 第五十六回日本クラフト展で、経済産業大臣賞・日本クラフト大賞に佐野猛さん(富山市)が選ばれた。田中若葉さん(金沢市)も審査員特別賞・唐沢昌宏賞を受賞した。

 佐野さんは一九六〇年、千葉県生まれ。法政大、東京ガラス工芸研究所を卒業後、能登島ガラス工房(石川県七尾市)の制作スタッフを経て、オーストラリア国立キャンベラ美術学校ガラス科大学院修了。

 受賞作のガラスの冷茶わん「角のある冷茶碗」は、楕円(だえん)のような二角形から六角形までの五つの茶わん。形、彩りが豊かで、「楽しさが伝わってくる。意外性と自由さも魅力」と評価された。

 田中さんは一九九〇年、広島県生まれ。広島市立大芸術学部デザイン工芸学科卒、同大学院修了。二〇一五年から金沢卯辰山工芸工房で制作している。受賞作は乾漆に螺鈿(らでん)を施した五つの一輪挿し「たまゆらの景色」。氷、泡、雲、水たまり、雫(しずく)を表現した。

 ほかに光井威善さん(富山市)のガラスによるグラス「silence」が「U35」賞、青木有理子さん(富山県高岡市)の金工による香立て「水の輪」が奨励賞を受賞した。

 日本クラフトデザイン協会主催で毎年開催。今年は公募の学生、一般と協会員の計四百七十九人が出品し、十四人の作品が入賞した。 (松岡等)

 

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