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北陸中日美術展

私の美世界 ▽1 『ママの朝』 笹谷美保子さん(富山市、55歳)

写真

 全国規模の美術公募展アート・ナウKANAZAWAが金沢市で開かれている。入選した五点の作者にテーマや狙いを聞いた。

オバサンの生態描いた

 聞こえてくるのは「ギャー」か、それとも「イヤー」か。ともかく何やら騒々しい。

 髪を逆立てた女性が、必死の形相で目玉焼きをキャッチしている。あまりに強く握りしめたため、右手のフライ返しは根元から曲がってしまった。

 背後の青い球体は地球らしい。遠くで星がまたたく。次々に打ち上げられる白と黄色の物体は“空飛ぶ円盤”のようにも見える。

 「オバサンの生態を描いています。地球のお母さんの朝の忙しさを表したかったんですが、宇宙に飛び出してしまいました」

 美術クラブだった中学時代から絵が好きで、子育ての後は大学の通信講座で油絵を学んだ。「見て分かるおもしろさ」。それが目標だ。 (鈴木弘)

 

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