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北陸中日美術展

私の美世界 ▽1 『宵を待つ』 湊良太さん(金沢市、21歳)

写真

モデルからわいた画想

 金沢市の金沢21世紀美術館で第四十八回北陸中日美術展が開かれている。入選した五点の作者にテーマや狙いを聞いた。

 優しい光の中で女性が一人、立っている。誰かに呼ばれたかのように、顔だけこちらを向けて。聡明(そうめい)そうな瞳に視線が自然と吸い寄せられる。

 ぼうっとした背景には、鏡や手紙、クリスマスツリーなど、物語を感じさせる小物が置かれた。作者は金沢美術工芸大の三年生。同級生の友人にモデルを頼んだという。

 「画面の中の物は自分で構成したものです。モデルのポーズを見て、感じたことを描きました。夕方だったので淡い光になったのかもしれません」

 「手紙やはがきは、期待や不安とか、これから何かが起こることを暗示していますが、説明的にはしたくなかった。何かを待つ、というイメージがありました」

  (鈴木弘)

 

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