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中日あみたんタイムズ高岡支局

第11号

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加賀友禅 五彩基調に草花描く

 加賀友禅の起源は、およそ五百年前、加賀の国の染め技法だった「梅染」にさかのぼる。江戸中期になって、京都から金沢の御用紺屋棟取(染色業)・太郎田屋に身を寄せた加賀友禅の始祖・宮崎友禅斎の登場で大きな発展を遂げた。五彩といわれる藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫が基調の紅系統を生かした多彩調が特徴で、落ち着きのある写実的な草花模様が中心。線の太さ、ぼかし、虫喰(く)いなどの表現でアクセントを付ける。

 余分な染料やのりを洗い流す友禅流しには大量のきれいな水が必要。冷たい清流で発色がよくなるといい、かつては浅野川や犀川などさまざまな場所で行われていた。商品の安定供給のため、白山の伏流水から水を引いた人工の川で行うことが増えたが、自然の川に入る染色店は今も二軒ほどあるという。

清流の中で、鮮やかな模様が浮かび上がる友禅流し=金沢市もりの里の浅野川で

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