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中日あみたんタイムズ高岡支局

第5号

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置き薬

「先用後利」で広まる

 江戸時代に富山藩で始まったとされ、「富山の売薬さん」が全国津々浦々を歩き広めた置き薬。一昔前までは、全国どの家庭にも一箱あったといわれるほどに普及しました。

 広まった背景には「先用後利(せんようこうり)」と呼ばれる、世界でも珍しい独特の商法がありました。薬を客に預けておき、使った分の代金だけを後から精算する仕組みです。お客の都合や使いやすさを考えたこの方法が、広く受け入れられていった要因といわれます。

 今ではタイやモンゴルなどの農村を中心に、国外で置き薬が普及し始めています。

 しかし国内では最近、街中にドラッグストアが増え、売薬業界全体が苦しい状態となっています。このため置き薬で培ったノウハウを生かし、清涼飲料水などを冷蔵庫ごと会社のオフィスに置かせてもらい、飲んだ分だけ代金を回収し、商品を補充するサービスに取り組む企業も出てきています。

「富山の売薬さん」が広めた置き薬の箱。写真は終戦後ごろに使われた薬箱=富山市梅沢町の広貫堂資料館で

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