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 雄自慢の羽は「飾り羽」という。春から初夏にかけての繁殖期に美しくなる。雌に自身の魅力をアピールするためだ。だから、手入れは怠らない。

 飼育員によると、春が近づくと試しに開いてみて、具合を確認し、本格的な繁殖期に備える。繁殖期が終わると、1メートル以上もある羽は抜ける。同時に、短い羽が生えてくる。サイクルは死ぬまで続く。

 東山にいる雄二羽は10歳以上。命続く限り子孫を残そうとする本能が、己の身を美しく飾り立てている。

 写真・浅井 慶
 文 ・塚田真裕

 インドクジャク キジ目キジ科。南アジアの低山帯や草原に生息する。雑食性で昆虫やトカゲ、植物の芽などを食べる。寿命は15歳程度。雄同士で争うときにも羽を広げる。雌も興奮すると羽を開く。

東山動物園の“住民たち”の動画はこちら

 

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