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イメージキャラクター「渕東なぎさ」が描かれたアルピコ交通上高地線の列車=長野県松本市で

 渕東(えんどう)なぎさ。

 長野県松本市のアルピコ交通上高地線のイメージキャラクターである。新村駅の駅員という設定。イラストは一部車両や、名前の由来となった渕東、渚両駅の駅名板に描かれている。声は長野市出身の声優新田恵海(えみ)さんで、なぎさのホームページで聞ける。

 デビューは2012年。上高地線を盛り上げる企画を社内で募ったところ、当時30代の男性運転士がキャラクターづくりを提案した。絵が得意な女性社員がデザインした。

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 企画は大当たり。キーホルダーや缶バッジなど50種を超すグッズを販売し、ほとんどが売り切れた。新田さんを招いて14年にイベント列車を運行したが、チケットは発売開始3分で完売した。なぎさがつぶやくツイッターのフォロワーは4000人を超えた。

 東京都板橋区の会社員で鉄道ファンの藤間孝久さん(47)はグッズ購入などのため、デビュー以来年7回ぐらい松本に来る。「松本といえば、お城になぎさ、と言われるぐらいになってほしい」と熱い。

 文 ・水田百合子
 写真・浅井慶

 アルピコ交通上高地線 松本と新島々を結ぶ14.4キロで14駅。全区間が長野県松本市内にある。1921(大正10)年、筑摩鉄道島々線として開通。社名は筑摩電気鉄道、松本電気鉄道を経て2011(平成23)年にアルピコ交通。路線名は、松本電気鉄道時代の1955(昭和30)年に上高地線になった。アルピコは英語のALPINE CORPORATIONSに由来し「アルプスの麓の企業群」という意味。グループ企業はホテルなどを経営。

北アルプスの麓を走るアルピコ交通上高地線(動画)

 

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