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高架を走る列車。後方に豊田スタジアムが見える=愛知県豊田市の名鉄三河線・梅坪−越戸間で

 ワールドカップ(W杯)の開催が、近づいてきた。

 サッカーではなく、ラグビーの日本大会。2019年9〜11月に12都市で開かれる。愛知県豊田市の豊田スタジアムでは日本戦を含む4試合を予定。最寄りの名鉄三河線豊田市駅前には、PRの旗が翻る。

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 01年に完成した豊田スタジアム。当初は、サッカーの02年W杯の会場にと、建設が計画された。1990年代に市長を務めた加藤正一さん(89)は「子どもたちに、世界最高のものを見せたい」と訴えた。しかし、日韓共催が決まったものの96年、豊田は会場の選に漏れる。

 「ショックで眠れなかった」と加藤さん。挫折感が残る98年、「いつかはビッグイベントを」とスタジアム本体が着工した。

 来秋のW杯の試合当日、豊田市駅周辺はきっと、各国のファンでにぎわう。加藤さんはできれば、スタジアムで観戦するつもりだ。20年以上の歳月を経て、「子どもたちに−」という願いがかなうのを、見届けたい。

 文 ・安福晋一郎
 写真・鵜飼一徳

 名鉄三河線 碧南(愛知県碧南市)と猿投(同県豊田市)を結ぶ39.8キロで23駅。知立を境に猿投方面を「山線」、碧南方面を「海線」と呼ぶ通称もある。1914(大正3)年開通の三河鉄道が前身。2004年に吉良吉田−碧南間、猿投−西中金間が廃止された。豊田市−梅坪間では、名古屋市営地下鉄鶴舞線直通の名鉄豊田線の電車も運行されている。

田園、工場、住宅街と、車窓が多彩に変化する名鉄三河線(動画)

 

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