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明知鉄道岩村駅近くの古い街並み。休日は観光客でにぎわう=岐阜県恵那市岩村町で

 岐阜県恵那市の明知鉄道岩村駅前の通りは最近、観光客が急増した。放映中のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」のロケ地になったからである。

 岩村城跡近く。江戸期以降の家屋が並ぶ城下町で、5月の連休の入場者が前年の7倍になった旧家も。老舗「岩村醸造」会長で、地元の観光協会幹部の渡会延彦さん(75)は「かつてないにぎわい」と驚く。

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 城は戦国時代、織田信長の叔母「おつやの方」が主(あるじ)を務めた。「女城主の里」が町の売り文句。1988年、近くのダム建設に伴って国道が付け替えられ、道幅が広くなってから、観光バスが来るようになった。国の重要伝統的建造物群保存地区になり、電線地中化などの努力を重ねた末に迎えた“朝ドラ景気”。「リピーターを増やしたい」(渡会さん)とみな、もてなしに必死だ。

 岩村醸造は酒蔵を公開。看板の清酒「女城主」などを試飲してもらっている。城下町で酔いたい左党は自らハンドルを握らず、明知鉄道で行くべし。

 文 ・吉岡雅幸
 写真・田中久雄

 明知鉄道 恵那(岐阜県恵那市)−明智(同市)間の第三セクター鉄道で、前身は旧国鉄の明知線。全長25.1キロで11駅。1933(昭和8)年、大井(現恵那)−阿木間で開通し、翌34年に全線開通した。国鉄時代を経て、85年に三セク化された。

岐阜県東濃地方を走る明知鉄道(動画)

 

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