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【大相撲】

稀勢の里が初場所出場表明 仕上がりに自信

2019年1月11日 紙面から

軽く体を動かす稀勢の里

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 大相撲の横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が10日、初場所出場を表明した。東京都江戸川区の田子ノ浦部屋での朝稽古後、取材に応じて「非常に順調。あとは場所に臨むだけ」と明言。昨年の九州場所後に、横綱審議委員会から史上初となる「激励」を決議されており、進退を懸ける15日間となる。

 進退を懸ける覚悟も仕上がりへの自信も柔和な表情で語った。朝稽古を終えた稀勢の里が一息つくと、進退を懸ける15日間への出陣を宣言した。

 「1日1日、しっかりやっていきたいと思います。非常に順調だと思う。あとは場所に臨むだけ。焦りもない」

 状況は逆風の真っただ中だが悲壮感はない。8場所連続休場明けの昨年秋場所で10勝を挙げ、復活の土台を築いたかに見えたが、九州場所は横綱として87年ぶりの初日から4連敗(不戦敗のぞく)で途中休場の屈辱を味わった。場所後には、横審が史上初めて奮起を促す「激励」を決議。委員からは、初場所出場を“厳命”する意見が多かった。番付発表後は、相撲を2日間取って1日は軽めという“2勤1休”のペースで調整。稽古不足を心配する声が、親方衆からも上がっていた。

 それでも、前日9日には二所ノ関一門の連合稽古で、先場所Vの関脇貴景勝を9番で8勝と圧倒した。「人とやったり、自分と向き合ったりと稽古はたくさんある。番数はみんな好きだけど、偏りすぎ。フッフッフ」。自信を示すように、囲んだ報道陣を見回して笑う余裕があった。

 さらに追い込まれたのではなく、やってやる気持ちかと問われ「(質問で)全部、言っちゃったじゃん」とまた不敵な笑み。逆境をはね返す雰囲気は出てきた。 (志村拓)

 

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