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【大相撲】

貴乃花部屋の力士が引っ越し 慣れ親しんだ“我が家”に涙の別れ

2018年10月3日 紙面から

旧貴乃花部屋から荷物を運び出す力士たち=東京都江東区で

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 1日に部屋が消滅した旧貴乃花部屋の力士たちが2日、東京都江東区の同部屋から台東区にある千賀ノ浦部屋へ引っ越した。関取衆は姿を見せなかったが、貴公俊(21)ら幕下以下の力士5人は出迎えてくれた千賀ノ浦部屋の力士らに笑顔で応じていた。千賀ノ浦親方(57)=元小結隆三杉=は「みんなでワイワイしながらやってます」と話し、すぐに溶け込んでいる様子だった。

 布団やスーツケースなどを詰め込んだ大型ワゴンが、午後1時過ぎに千賀ノ浦部屋に到着。“わが家”との涙のお別れから約1時間、貴公俊ら旧貴乃花部屋の若い力士たちが新たな仲間たちと顔を合わせると、笑顔であいさつを交わしていた。

 1日の臨時理事会で部屋が消滅。師匠だった貴乃花親方は退職した。相撲協会のホームページにも貴乃花部屋の記載はなく、所属先もすでに千賀ノ浦部屋に変更されている。また、貴乃花部屋のホームページも閉鎖。この日は正午前に所属していた力士8人のうち5人が部屋を出発したが、貴公俊を含め、涙ぐんでいる力士もいた。

涙をぬぐいながら引っ越しする力士(志村拓撮影)

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 ただ、これも現実として受け止めなければならない。師匠となる千賀ノ浦親方は「やっと落ち着いてくると思います。みんなでワイワイしながらやっていこうかなと思ってます。みんな知ってますんで。これから一緒に盛り上がっていけるようにしたい。今も上でガヤガヤ話しています。思ったより和気あいあいとしてます」と温かく迎え入れた。到着時には地域住民から拍手とエールが送られていた。

 元貴乃花親方の花田光司さんが協会を退職したいきさつについて、千賀ノ浦親方は「終わったことですから」と過去は振り返らず、「部屋の方針でやってもらいます。みんな笑顔で、『分かりました』と言ってました」とまずは11月の九州場所へ向け一丸となっていくつもりだ。

 花田さんから「よろしくお願いしますということでした」と託されたことも明かした。3日に合流後の初稽古を行う。

 

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