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【大相撲】

稀勢の里、モーレツ復調 強い「左」戻った! 圧力ケタ違い

2018年9月4日 紙面から

二所ノ関一門の連合稽古で玉鷲を攻める稀勢の里(左)=千葉県船橋市の二所ノ関部屋で(七森祐也撮影)

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 8場所連続で休場中の横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が3日、千葉県船橋市の二所ノ関部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、小結玉鷲と三番稽古(同じ相手と続けて取る)で9勝1敗。得意とする左からの攻めも力強く、復調を強く印象づけた。

 初日まで1週間を切った。残された時間が少なくなる中で、稀勢の里はどこまで調子を戻しているのか。そんな心配をよそに、一門の親方衆が見つめる中で稀勢の里は復調ぶりを猛烈にアピールした。

 稽古相手に小結玉鷲を指名。通算9勝2敗(うち1つは不戦敗)と分はいいが、昨年九州場所初日に押し出しで敗れている。馬力のある相手だが、負傷している左からおっつけ、ねじ込んで寄り切る。押し込まれても土俵際でどっしりと残り、動じない。反撃に出ると左の攻めに右も加え、もろ差しから一気に寄る場面も見られた。

 見守った尾車親方(元大関琴風)は「先場所の稽古と比べれば全然いい。どんどん左からおっつけて左を差して前に出ている。左を使えるから、おっつけるのと同時に足が出る。いいと思います。見てる限りすごく意欲的だし。(見通しは)明るいんじゃないかな」と復調ぶりを見て取った。注文をつけるとすれば「序盤だよね。序盤の3日間くらいうまく乗り切ったら波に乗る。うまく乗り切ればいける感じが出てきた」と評価はうなぎ上りだ。

 玉鷲も「指名してくれたから、これは(今までと)違うって思った。全然違う。圧力が違う。いつもの横綱が戻ってくれた。うれしい」。出場すれば進退がかかる秋場所。稀勢の里も「いい具合で調整できてます。今のところいいと思います。より厳しくやっていきたい」とラストスパートかける。 (岸本隆)

 

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