トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大相撲】

御嶽海、オレ流大関とり 秋場所で快進撃再現だ

2018年8月28日 紙面から

記者会見に臨む御嶽海=東京都墨田区の出羽海部屋で(七森祐也撮影)

写真

 日本相撲協会は27日、大相撲秋場所の新番付を発表し、名古屋場所で初優勝し、初の大関とりに挑む関脇御嶽海(25)=出羽海=は先場所の西から東に回った。同日、東京都墨田区の出羽海部屋で記者会見した御嶽海は自然体で大関を目指す考えをみせた。

 8場所連続休場中で、進退を懸ける覚悟を示す横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=は東の2番目。大関栃ノ心(30)=春日野=は2000年秋場所の雅山以来、8人目となる大関2場所目でのかど番となる。新入幕は隆の勝(23)=千賀ノ浦=ひとり。元横綱日馬富士による傷害事件の被害者だった貴ノ岩(28)=貴乃花=が5場所ぶりに幕内へ返り咲いた。

 大関とりの自信を問われた御嶽海が、名古屋場所で初優勝した自信そのままに「はい」と即答してみせた。ただ、表情が鋭くなったのは、その一瞬だけ。部屋での記者会見は自然体そのものだった。

 出身の長野県に凱旋(がいせん)を果たした夏巡業では長野市と下諏訪町で計1万人を集めたり、何度も稀勢の里の稽古相手を務めたりした。「稽古しすぎたくらい。おいしいものにたどり着けなかった」。新しい地位を目指すピリピリムードとは無縁の笑顔だった。

 夏場所は9勝、名古屋場所は13勝。三役直近の3場所で計33勝という大関昇進の目安には、あと11勝と迫る。一方で、名古屋では3横綱1大関が休場し、上位戦は2番のみ。秋場所は横綱、大関戦の星取りと内容も注目されることになる。

 「後半だと思います、勝負は。しっかりモノにしたい」と本人も重要性は百も承知。それでも、気後れすることはない。「何回もやってる相手。知っているんで、白星につなげていきたい」。10場所連続で三役の座を守り続けるプライドをにじませた。

 長野県出身としては江戸時代の伝説の最強力士・雷電以来の大関昇進を目指すが、気負いはない。会見は、スタートから18分で「痛い! 稽古よりきつい」と足のしびれで“水入り”となり、そのまま強制終了。とことんオレ流だった。

 「大関とりとかいろいろありますけど、自分の性格はそれじゃないんで」。名古屋場所と同じ心構えでマイペースを貫き、快進撃を再現する。 (志村拓)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ