トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大相撲】

白鵬、まさか休場 支度部屋で滑り… 大鵬超え13年連続V黄信号

2018年7月12日 紙面から

2日目を終え引き揚げる白鵬。4日目から休場となった(大月崇綱撮影)

写真

 支度部屋で滑って負傷とは、何とも不運な休場だった。4場所ぶり41回目の優勝へ3連勝と上々の滑り出しを見せていた白鵬が、2日目の取組前に支度部屋の床に敷かれているビニールシートの上で滑り、踏ん張ったことで右膝を負傷。その後も出場は続けたが、患部が悪化し「右膝蓋腱損傷、右脛骨結節剥離骨折の疑いにより2週間の安静を要する」との診断書を4日目に提出し、2場所ぶり9度目の休場に追い込まれた。

 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「2日目の取組前、土俵に行くとき滑った。取ってるときは何ともなかったけど帰ってきて違和感があると言っていた。3日目に取って帰ってきたとき、膝が痛いと氷で冷やしていた。今日になって脚が上がらないと」。この日の朝、部屋に医師を呼んで痛み止めを処方してもらったが痛みが引かず、精密検査を受けた。

 師匠も白鵬もギリギリまで出場を模索した。白鵬から師匠が「痛みが取れない」と最終的な判断を聞かされたのが午後2時ごろ。そこから「(会場に)診断書は持っていたけど抑えていた」とポケットにしまっていた診断書を審判部長に提出した。電話で話をした師匠によると「せっかくよかったのに。我慢していい相撲を取っていたのに」と絶好調で迎えていただけに残念がっていたという。

 突然の休場で審判部はどたばた。通常なら翌日の取組を決める会議が開かれる午前11時が届け出のタイムリミット。十両の取組中に、すでに決まっていた5日目の取組を急きょ組み直す割り返しに追われた。

 結びの一番にかけられていた懸賞金も、すべてキャンセル。場所後にモンゴルへ帰国する予定だったが、それもキャンセル。その後の夏巡業参加も現時点では未定だ。1年で3場所の休場も初めて。大鵬を超える、初優勝から13年連続優勝するには年内あと2場所。しっかり治して出直すしかない。 (岸本隆)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ