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【大相撲】

貴ノ岩、診断書を即提出

2018年1月13日 紙面から

 大相撲の元横綱日馬富士に暴行され昨年九州場所を全休した東十両3枚目の貴ノ岩(27)=貴乃花=の初場所休場が12日、決まった。

 九州場所では2日目になってようやく診断書を提出したが、今回は一転して即提出。川崎市内の病院で「頭部外傷、頭皮裂創痕、右乳突蜂巣(にゅうとつほうそう)炎痕」との診断を受け、補足として「繰り返す頭部打撲は、慢性硬膜下血腫発症の危険性を増すため、受傷後約3カ月程度は頭部打撲を避ける必要があり、平成30年1月の就業は困難であると考える」との説明が加えられた。

 順調な回復とはいえないようだ。九州場所では「脳振とう、前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折・髄液漏の疑い」で全治2週間との診断書を出し全休した。

 相撲協会はその後、診断書の内容を診察した医師に確認。全治2週間は受傷した昨年10月26日から2週間であり、九州場所初日は2週間以上経過した11月12日だった。診察した医師は「相撲を取ることを含め仕事に支障がないと判断し退院とした。貴ノ岩の病状には問題がないという認識」と説明したと、相撲協会は発表していた。

 一方で冬巡業は診断書を出さずに休場。昨年12月20日の横綱審議委員会では体重が7キロ落ちていることが報告され、一切姿を表さない貴ノ岩の病状が心配されていたのも事実だ。

 相撲協会は暴行の被害者である貴ノ岩に、診断書提出を条件に初場所を全休しても番付を十両最下位に据え置く救済措置をとることをすでに発表している。早ければ3月の春場所で復帰だが、先行きが心配される。 (岸本隆)

 

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