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【大相撲】

新十両に舛の勝改め隆の勝 九州場所番付編成会議

2017年9月28日 紙面から

師匠の千賀ノ浦親方(左)と新十両昇進を喜ぶ舛の勝改め隆の勝=両国国技館で(志村拓撮影)

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 日本相撲協会は27日、大相撲九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)の番付編成会議を東京都内の両国国技館で開き、舛の勝改め隆の勝(22)=千賀ノ浦=の新十両昇進を決めた。貴源治(20)=貴乃花=は再十両となる。

 耐えて力を蓄え、ようやく関取の座をつかんだ。隆の勝が国技館で会見。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)が受け継いだ兄弟子の元横綱隆の里の「隆」の一文字を、自身もしこ名に入れてもらったことを明かした。「夢みたい。この名前で頑張っていく」と笑顔でさらなる出世を誓った。

 中卒たたき上げで2012年夏場所、17歳で幕下に。だが、そこから5年間で2度も三段目に落ちるなど伸び悩んだ。転機は昨年4月、師匠が部屋を継承したことだった。貴乃花一門の貴乃花部屋や阿武松部屋への出稽古が増え、師匠も運転手を買って出てサポート。幕内力士の胸を借り続けた。

 貴ノ岩相手のぶつかり稽古では、まったく押せずに「本気で来い」と気合を入れられた。年下の貴景勝と阿武咲は、秋場所でともに初金星。飛躍する姿を見せつけられて「負けてられない。生意気かもしれないけど、悔しかった」と刺激を受けた。

 苦しんだ5年間で、体重は118キロから153キロまでアップ。突き押し相撲に磨きをかけた。千賀ノ浦親方は、手本に隆の勝と同じ千葉県柏市出身の北陣親方(元関脇麒麟児)を挙げて「期待しているから、まだまだ通過点。色々な部屋に引きずり回すよ」

 さらなるハードな出稽古の予告に、22歳は「三役に上がる」と力強くうなずいた。 (志村拓)

 

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