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【スポーツ】

[フェンシング]ママフェンサー・佐藤、復帰2戦目2回戦敗退 3大会連続五輪狙う!

2018年12月7日 紙面から

子どもたちの写真を手に3大会連続となる東京五輪出場を誓う佐藤=駒沢体育館で(田中夕子撮影)

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◇全日本選手権個人戦

 フェンシングの全日本選手権個人戦は6日、東京・駒沢体育館で開幕。女子エペでは、第2子出産を経て9月の国体で約2年ぶりに競技復帰した五輪2大会出場の佐藤希望(32)=大垣共立銀行=が2回戦で敗退。本格復帰に向けて拠点を地元・福井から東京へ移したママさんフェンサーは、3大会連続五輪出場となる「2020東京」を目指す。男子サーブルは2連覇を目指すストリーツ海飛(鹿児島ク)とリオデジャネイロ五輪代表の徳南堅太(デロイトトーマツコンサルティング)が、女子エペは山田里衣(なとり)と寺山珠樹(京都・乙訓高)が9日の決勝へ進んだ。 

 「ママ、頑張れ!」。スタンドから、5歳の長男・匠君の声援が飛ぶ中、1点及ばず、佐藤が2回戦で姿を消した。2017年に次男・旬君を出産後、復帰2戦目。全日本選手権は、3年ぶりだった。

 一度はリオデジャネイロ五輪(8位)で引退を考えたが、昨年に次男を授かり、「子供たちに、オリンピックで戦う姿を見せたい」と、復帰を決意した。

 妊娠中からマタニティートレーニングに励み、9月の国体で復帰を果たすも、十分な練習はできず。特に筋力トレーニングはほとんどできていない状況だ。「腹筋が落ちて体幹が弱くなり、力が入らず、踏ん張り切れない」と言うように、まだ完全復活には程遠い。だが、今月から次男と共に上京。拠点を東京に置き、東京五輪を目指す。

 長男は福井の実家に預けるため、離ればなれの生活になるが、東京五輪を目指す以上、寂しいとは言っていられない。「2大会オリンピックを経験したのは自分しかいない。多種目と比べて、まだまだ女子エペの環境は整っていないので、限られた練習時間をフルに使って、1試合1試合、上に行きたいです」。東京五輪へ向け、頼もしいベテランが帰って来た。 (田中夕子)

 

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