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【スポーツ】

[テニス]いきなり全開、なおみ節 「私を目標にしないで…責任取れない」

2018年9月14日 紙面から

テニスの全米オープン女子シングルスで初優勝し、帰国した大坂なおみ=羽田空港で(武藤健一撮影)

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 テニスの全米オープンで日本勢として四大大会シングルス初優勝の快挙を成し遂げた大坂なおみ(20)=日清食品=が13日、凱旋(がいせん)帰国した。到着した羽田空港には早朝の到着にもかかわらずファンが出迎え、横浜市内で行われた記者会見にも多くの報道陣が押し寄せた。国内では“大坂フィーバー”が巻き起こっているが、大坂は「これほどの規模(の注目ぶりに)は慣れていない。大変うれしいし、ますます頑張りたい」と笑顔で語った。

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 米国からの飛行機が羽田空港に到着したのは午前4時ごろ。黒い帽子に眼鏡をかけて姿を現した大坂には、詰め掛けたファンから「なおみちゃ〜ん」「お帰り」と声が掛かった。そんな熱い出迎えに大坂は「とても驚いたし、皆さんの声援を受けているんだなと実感しました」と振り返った。

 その後、横浜市内のホテルで開かれた会見には61社157人の報道陣が集まった。冒頭で、大坂は「北海道で被害にあった方にはお見舞いを申し上げます」。祖父の鉄夫さんが根室市に住んでることもあり、全米オープンの開催中に発生した北海道地震の被災者にメッセージを送った。優勝の実感については「こうしてたくさんの方々が会見に来てくれているので、少しそういう気持ちになっている」としみじみとした表情。「今、眠いです。だけど、本当に幸せです」と疲れた表情を見せながらも、なおみスマイルは絶えなかった。

 たくさんの祝福メッセージを受け取ったが、交流の深い錦織圭(日清食品)がローマ字で「おめでとう」とつづったメールが最もうれしかったようで、「たくさんのメールをもらった中で、一番うれしかった」。「ありがとう」と平仮名で返信した大坂は「錦織選手は男子のテニス界の素晴らしいロールモデルで、みんなが見上げる存在。私も女子で彼のような存在となっていきたい」と憧れの思いも口にした。ただ、日本の子どもたちには「私を目標にしないで…。責任が取れないので」と珍アドバイス。報道陣の爆笑を誘っていた。

 今後は、17日開幕の東レ・パンパシフィック・オープン(アリーナ立川立飛)に出場する。「みなさんが応援して下さっているこの状態に、うまく波に乗っているなという気持ちがします。もちろん、今回の大会でも良いプレーができると思っている」と意気込む大坂は好物の抹茶アイスは大会が終わるまで控えるとのこと。最高のプレーで日本中をまた熱くする。 (平野梓)

 

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