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【スポーツ】

[競泳]池江が日本新で2位、女子200メートル自由形 主要国際大会で初メダル

2018年8月10日 紙面から

女子200メートル自由形で日本新記録をマークし2位に入り、表彰台で笑顔の池江璃花子=東京辰巳国際水泳場で

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◇パンパシ水泳<第1日>

 ▽9日▽東京辰巳国際水泳場

 女子200メートル自由形で池江璃花子(18)=ルネサンス=が1分54秒85の日本新記録をマークして2位に入り、主要国際大会で初めてのメダルを獲得した。男子100メートル平泳ぎは、6月に58秒78の日本記録をマークした小関也朱篤(やすひろ、26)=ミキハウス=が59秒08で優勝。女子400メートル個人メドレーは大橋悠依(22)=イトマン東進=が4分33秒77で金メダルを取った。男子400メートル個人メドレーは萩野公介(23)=ブリヂストン=は4分11秒13の2位、瀬戸大也(24)=ANA=は3位だった。

 スーパー女子高生の次元をはるかに超越したミラクルガールがまた、新たな偉業で主要国際大会初メダルに花を添えた。女子200メートル自由形決勝、自らの日本記録を0・19秒更新し、初の1分54秒台に突入した池江は「本当にうれしいし、本当にここで自己ベストが出ると思っていなかったので、すごくうれしい」と自らの想像をも超えた会心の泳ぎに興奮を隠せなかった。

 前半の100メートルをターンした時点で3位。一つ挟んだ真ん中のレーンにはリオ五輪金メダルのレデッキー(米国)がいた。「レデッキーが同じぐらい(のペース)で泳いでいて、メダル圏内とは分かった」。体はきつかったが、負けたくないという気持ちを切らさず懸命に泳ぐ。ラスト50メートルで世界女王を逆転。日本代表の平井伯昌監督(55)も「金メダルに匹敵するレベルの高いタイム」と称賛するタイムと順位を手にした。

 メダル獲得を目指した昨年の世界選手権では目標を達成できず、悔しさにまみれた。「日本でたくさん記録を出しても世界大会で記録を出すのは難しいと思った」と振り返る。それから1年。「とにかく練習のレベルが上がっている。それが自信になっている」と着実に力をつけ、国際大会に帰ってきた。

 そうして手にした200メートル自由形と混合メドレーリレーの銀メダル。だが銀メダルの表彰台に立って気付いたこともある。「(200メートル自由形優勝の)カナダの国歌を聴いて、自分で『君が代』を流したいと思った」。2年後の東京で頂点という目標に向け、確かな一歩を刻んだ。 (川村庸介)

 

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