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【スポーツ】

[クライミング]16歳・伊藤ふたばが決勝進出 地元の盛岡で大奮闘

2018年6月24日 紙面から

女子予選1位で決勝に進んだ伊藤ふたばのスピード=岩手県営運動公園で

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◇複合ジャパンカップ

 スポーツクライミングで2020年東京五輪の強化を目的に新設された、3種目で争う複合ジャパンカップが23日、盛岡市の岩手県営運動公園などで開幕。男女ともに予選を行い、女子は地元・盛岡市出身の伊藤ふたば(16)=TEAM au=が1位で通過し、24日の決勝に進んだ。

 地元の星が堂々の1位通過だ。10秒26と自己ベストをたたき出したスピードで1位になった伊藤は、ボルダリングでは4つの課題を3完登して2位。リードは完登できなかったものの終盤まで登り3位。「1位になれるとは思わなかったんでうれしいです」。ボルダリングW杯年間ランキング1位(6月15日現在)の野中、ベテラン野口と強敵を抑えての好結果に、声を弾ませた。

 スポーツクライミングの主流はボルダリングで、複合は2020年東京五輪の実施種目だが、国内には3種目を同時に練習できる場所は少ない。岩手県が第1回大会となった今大会のために会場に施設を建造した。伊藤はW杯などの遠征のない時期に訪れ、腕を磨いてきた。

 昨年の世界ユース選手権は複合3位の好成績を収め、東京五輪の最有力候補と目されている選手。現役の女子高生らしい一面もある。「地元の大会だとお母さんのご飯が食べられるのがうれしい。あと(地元特産の)ヨーグルトも毎日食べています。きょうは地元の方の応援がすごく力になりました」。故郷の支えを力にして、優勝を目指す。 (平野梓)

<伊藤ふたば(いとう・ふたば)> 2002(平成14)年4月25日生まれ、盛岡市出身の16歳。160センチ、44キロ。小学3年で競技を始め、17年1月のボルダリング・ジャパンカップでは14歳9カ月で史上最年少優勝を遂げた。18年から最年少の日本代表としてW杯に参戦。今春から盛岡中央高に進学した。

 

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