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【スポーツ】

[フィギュア]宇野、新技4回転サルコー解禁 GPファイナル初Vへ

2017年12月7日 紙面から

公式練習で笑顔を見せる宇野昌磨=日本ガイシホールで(田中久雄撮影)

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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが7日から名古屋市の日本ガイシホールで開幕する。6日は公式練習が行われ、世界選手権銀メダリストの宇野昌磨(19)=トヨタ自動車、中京大=は、初優勝に向けて今季3戦ぶりに新技の4回転サルコーを投入することを宣言。また、繰り上がりでの出場が決まった昨年のGPファイナル銀メダリストの宮原知子(19)=関大=は、米国で改良したプログラムで挑むことを明かした。

 寝る子は育つ、寝る子は勝つ!? 公式練習をボサボサの髪形で汗を流した宇野は「寝坊しました。10時(出発)のバスなのに9時55分に起きて。危なかったです」。わずか5分で身支度をして遅刻を免れた19歳は苦笑いを浮かべたが、練習ではキレのある動きを披露。何よりも表情に自信が満ちあふれていた。

 「今の練習はよくなかったけど、ここまでの練習は悪くない。満足いく練習ができました」

 インフルエンザを発症後に挑み、2位に終わった3週間前のフランス杯とは大違いだ。帰国後はジャンプ練習に専念。得意な4回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を重点的に跳ぶことで他のジャンプも安定してきたという。「(フランス杯は)練習不足でした」。充実の2週間を過ごしたから手応えは十分。過去2戦は挑まなかった新技、4回転サルコーの封印を解くことを宣言した。

 「(フリーで4回転)サルコーを入れる予定です。練習して跳べなくはないなって。やりたいからやる。それだけです」

 4回転サルコーに挑戦するのは成功した今季初戦のロンバルディア杯以来。これで4回転はトーループ2本にループ、フリップと4種類5本になる。当時は前半に連続ジャンプを組み込んでいたから、今回成功すれば300点超えはおろか世界最高も狙える高難度。今回の最大のライバルはGPシリーズ2勝のチェン(米国)だが、決して勝てない相手じゃない。

 「地元開催で期待されると思いますが、少しでも応えられるように精いっぱいの演技をしたい。満足いく演技ができたとき、たとえ1位が取れなくても自分の実力だと受け入れられる。自分の実力を出すことが目標です」。今回は地元ながら、あえて普段通りにホテルからの出場を選んだ。過去2年のGPファイナルはいずれも3位。世界王者の羽生結弦(ANA)が不在の中、言葉には出さないが、表彰台のてっぺんしか見えていない。 

  (兼田康次)

 

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