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【スポーツ】

[高校野球]大阪桐蔭負けた 優勝候補がまさか…

2017年11月14日 紙面から

創成館−大阪桐蔭 9回表創成館無死一、三塁、松浪に右犠飛を打たれた根尾。左は生還する三走峯=神宮球場で(川戸賢一撮影)

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◇明治神宮野球大会・高校の部<第4日> 創成館7−4大阪桐蔭

(13日・神宮)

 高校の部は、プロ注目のタレントをそろえ、最強の呼び声が高い大阪桐蔭(関西)が準決勝で敗退した。初出場の創成館(九州)がノーステップ打法で、強力投手陣を打ち崩して7−4で打ち勝った。明徳義塾(四国)は5−3で静岡(東海)に逆転勝ちし36年ぶりの決勝進出。大学の部は、日体大(関東1)がタイブレークを制して準決勝に進出、4強が出そろった。14日は、高校の決勝と大学の準決勝が行われる。

 走攻守の全てでミスが出た。優勝候補だった大阪桐蔭が、不本意な内容で敗戦。「力不足だった」。選手たちは、口をそろえたように、同じ言葉を発した。

 来秋のドラフト候補選手が、ことごとく精彩を欠いた。藤原恭大外野手(2年)は4打数1安打2三振で、3回の守備では中前打をはじく適時失策もした。2年生ながらU−18(18歳以下)日本代表に選ばれ、9月にカナダで行われたワールドカップには清宮らと一緒に出場。大きな舞台の経験は豊富な男は、思いがけない結果に「弱さが出た」とうつむいた。

 二刀流の根尾昂内野手(2年)も3回1死満塁で遊ゴロを処理後、二塁へ悪送球する適時失策。投手としては6回から3番手として登板。4イニング1失点に抑えた。最速146キロをマーク、7三振を奪ったが、4番打者としては3打数1安打に終わった。試合後は「エラーは自分のミス」とうなだれた。5番・山田健太内野手(2年)も3回の適時打後は、得点圏に走者を置いた場面で2度凡退。その他の打者も、適度に荒れていた相手に的を絞れず、4回から8回まで0を並べた。

 先発・柿木蓮投手(2年)は3イニング4失点で、2番手・横川凱投手(2年)も2イニング2失点。チグハグな展開の連続となってしまった。

 西谷浩一監督(48)は「マスコミが強いと言ってくれるだけで、弱いことは本人らは分かっている。今日の負けをどうつなげるか」。本当の力はこんなものではない。来春は史上3校目のセンバツ連覇を目指す名門。この敗戦は無駄にしない。

 

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