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【スポーツ】

[スピードスケート]小平奈緒のボディー男性化成功 体脂肪率は「女性の限界」

2017年10月3日 紙面から

公開練習でスタートの練習をする小平奈緒=エムウエーブで(野村和宏撮影)

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 スピードスケート女子の小平奈緒(31)=相沢病院=が2日、長野市のエムウエーブで練習を公開した。今年2月の世界距離別選手権500メートルと同2月の世界スプリント選手権を日本女子で初めて制した平昌五輪の金メダル候補は、順調な調整をアピール。今季初戦となる20日からの全日本距離別選手権(長野)を前に、男子化に成功していることを明かした。

 真顔で説明した。「自分の頭の中が男子レベルになってきた」。もちろん、性格が男子になったわけじゃない。小平が理想とする男子の技術、肉体に近づいていた。

 「女子の10年先の滑りを男子がやっていると思っている。体感したことのないスピードやパワー、骨格が違う中でストロークを合わせるには何かを工夫しないといけない。今は一歩先を行く練習ができている」

 今オフの隣には常に男子のトップ選手がいた。この日の氷上練習でも、ソチ五輪代表の山中大地(電算)らの背中を追い続けた。昨季の500メートル国内外15戦全勝の女王はさらなる進化を目指して男子化に着手し、確かな手応えをつかんでいた。

 男子化の成功を証明したのは信州大時代から指導する結城匡啓コーチ(52)だ。9月の500メートルタイムトライアルでは1年前なら日本新の37秒23だったことを明かすと、同走したのは男子で100メートルは自己ベストと同じ10秒31。「去年までならスタートで置いていかれた。(男子選手と)ストロークも同じで、姿勢は低くなった」。さらに肉体についても「グッドシェイプ!」と絶賛。数値は秘密ながら筋肉量は過去最高、体脂肪率は過去最低で「女性の限界に近い」と説明した。

 「(平昌五輪まで)マイペースで積み上げたい」と小平。死角はどこにもない。 (兼田康次)

 

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