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【スポーツ】

[卓球]水谷が準決勝で敗退 「中国との距離は縮まった」

2017年6月19日 紙面から

男子シングルス準決勝で、続けて3ゲームを奪われうなだれる水谷(左)。手前右は樊振東=東京体育館で(斉藤直己撮影)

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◇荻村杯ジャパンOP 樊振東4−1水谷

 卓球のワールドツアー(WT)、荻村杯ジャパン・オープン最終日は18日、東京体育館で男女シングルス準決勝と決勝を行い、リオ五輪男子シングルス銅メダルの水谷隼(28)=木下グループ=は準決勝で世界選手権銀メダルの樊振東(はん・しんとう、20)=中国=に1−4で敗れ、5年ぶり2度目の優勝はならなかった。男子は馬龍(ま・りゅう、28)=同=が今大会を初めて制し、女子はWT初参戦の孫穎莎(そん・えいさ、16)=同=が初優勝した。

 3年後の東京五輪も狙う水谷にとっては、今後の転機になるだろう大きな一戦となった。3ゲームを先取されてストレート負けしそうな流れを断ち、1ゲーム奪って一矢を報いた。これで樊には3戦全敗も「最後の4、5ゲーム目は互角に打ち合えた。これまでの3度の対戦で一番手応えがあったし、中国との距離は確実に縮まっている。いろいろな技術を磨いていけばチャンスはある」と自信を取り戻した。

 2週間前の世界選手権2回戦では、13歳の張本智和に1−4の完敗。リオ五輪シングルス銅メダル、団体銀メダルのプライドは粉々に打ち砕かれた。「張本に負けて気持ち的にすごく落ち込んだ。今後への不安を感じたし、モヤモヤがあった」。体調も万全でないことから今大会も出場するかどうか迷った。しかし世界選手権後、初の母国大会ということで「たくさんのファンが観戦に来てくれるから」とあえて強行出場を選んだ。

 その選択はやはり間違いではなかった。この日も「水谷頑張れ!」の応援が何度も窮地を救ってくれた。「ファンの声援が本当に力になった。この快感のために卓球をやっている。だからこそ誰にも負けない選手になりたい」。3年後の五輪で中国選手を倒す日を夢見て、もっともっと強い選手になってみせる。 (千葉亨)

 

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