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【スポーツ】

[柔道]夙川学院が高校女子団体戦で初V 阿部2冠で笑顔

2017年3月21日 紙面から

女子団体で、大成の小林未奈(下)を攻める夙川学院の阿部詩=日本武道館で(福永忠敬撮影)

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◇高校選手権

 柔道の全国高校選手権第2日は20日、東京・日本武道館で男女団体戦を行い、女子は2月のグランプリ・デュッセルドルフ大会で史上最年少優勝を飾った阿部詩(うた、16)を擁する夙川学院(兵庫)が初優勝。阿部は前日の女子52キロ級と合わせて高校1年では同大会史上初の2冠を達成し、最優秀選手に選ばれた。男子は桐蔭学園(神奈川)が12年ぶり2回目の優勝を果たした。

 女子団体戦優勝で涙に暮れるチームメートとは対照的に、阿部はいつものようにさわやかな笑みだった。「優勝した瞬間は今までにない感じ。今までで一番うれしかった。個人戦よりもチーム戦の方がうれしい気持ちが強いですね」。一足先に国際大会で活躍している兄の一二三(ひふみ)も高校時代に達成できなかった全国選手権2冠を、心から喜んだ。

 この日は先鋒(せんぽう)を務め、決勝までの5試合でチーム最多の5勝。エースの働きを見せた。指導する松本純一郎監督(48)も「初日の個人戦で優勝したら、翌日はガタガタになるのが普通。それぐらい個人戦はしんどいのに、彼女は先の世界選手権を見据えているから乗り越えられるのでしょう」と絶賛。「ここは通過点、つまずいていられないという意識が出ている。精神面でも予想を上回るスピードで成長しています」と目を細める。

 4月1日からは世界選手権選考会を兼ねる全日本選抜体重別選手権(福岡市)が開幕。「デュッセルドルフからいい波に乗っているので、このまま勢いに乗って選抜でも優勝したい」と白星街道を走り続ける。 (千葉亨)

 

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