トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【サッカー】

南野がW杯組のアタッカー陣に挑戦状 2戦連発で定位置奪う

2018年10月11日 紙面から

調整する南野(右)と中島(左)=新潟市で

写真

 サッカー日本代表は10日、国際親善試合のパナマ戦(12日・デンカS)に向けて新潟市内で、冒頭の20分以降は完全非公開で約1時間半、トレーニングした。森保体制初陣のコスタリカ戦で1得点を挙げたMF南野拓実(23)=ザルツブルク=は「目に見える結果を出したい」と大迫、原口らW杯組のアタッカー陣に挑戦状をたたきつけた。

 23歳の若武者に、慢心の2文字はない。森保新監督の初陣となった9月11日のコスタリカ戦で代表初得点を決め、アピールに成功した南野。だが、その視線はすでに次のゴールを虎視眈々(たんたん)と狙っている。

 「(初得点は)自信にはなりましたけど、代表ではまだ何も残していないし、成し遂げてない。今回の合宿でもう1回アピールして、次のメンバーに呼ばれるようにしたい」

 今回からは、海外でプレーするロシアW杯の主力6人が合流。前線では原口、大迫らとの激しいポジション争いを勝ち抜かなければならない。初得点を決めたとはいえ、代表でのキャリアが少ない南野は、定位置をもう一度奪うところからのスタートだ。

 前日9日に合流し、この日から全体練習に参加。9月から練習メニューに大きな変化はないと言うが「新しいメンバーが入ってきたので、特徴とかも少しずつ違う。前回と違う感覚でやっている」。早くも9月とは別の“化学反応”を感じとっている。

 代表として最初の目標は、来年1月のアジア杯出場を掲げる。残された親善試合は4試合。南野は自身が置かれた立場を認識しつつ「試合で結果を残すしかない。4試合全部出れるかどうかも分からないし、パナマ戦に集中していい準備をしていきたい」。まずは2戦連発で、新エースへの階段をもう1段上る。 (牧原広幸)

◆原口、新世代受けて立つ

 ロシアW杯組のMF原口(ハノーバー)が新世代との競争を歓迎した。森保ジャパンの初陣だった9月のコスタリカとの国際親善試合では堂安、中島らの若手が躍動。左右のMFの定位置争いは熾烈(しれつ)を極めている。原口は「両ウイングには本当にたくさんのいい選手がいる。彼らの真似をするのではなく、自分の良さを出したい。チームを引っ張っていく気持ちと同時に競争もある。自分自身は常に100%でやりたい」と語り、サバイバルレースにも自信を見せていた。

◆室屋、長友先輩から学ぶ

 DF室屋(FC東京)が偉大な先輩の背中を追う。今回の合宿では、明大の先輩で同じサイドバックの長友と初めてA代表でプレー。2人の大学時代の恩師・神川監督(現明大明治高監督)からは、「涙が出ましたと連絡があった」という。室屋は「同じサイドバックの偉大な先輩なので、練習からいろんなことを吸収したい」と語り、先輩の背中から多くのことを学びとるつもりだ。

◆権田、スタメンへ意欲!

 東口、シュミットと先発争いを繰り広げているGK権田(鳥栖)は「どんな時も、試合に出る準備をし続けるのはプロの仕事」と15年3月のチュニジア戦以来、約3年半ぶりのスタメン出場に意欲をみせた。所属クラブは残留争いの真っ最中。「毎試合、失点ゼロに抑えられるGKを目指さないといけない。日本代表でもそこは求めていきたい」と語った。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ