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【サッカー】

森保、東京五輪監督 現在渡欧中

2017年10月13日 紙面から

サッカー五輪日本代表監督に決まった森保一・広島前監督

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 日本サッカー協会は12日、東京都内で理事会を開き、2020年東京五輪の男子日本代表監督に、広島を3度のリーグ制覇に導いた森保一さん(49)の就任を承認した。新監督は「目指すところは当然、メダル獲得」とコメント。現在、森保さんは渡欧中で、関係者によると日本代表MF香川真司(28)=ドルトムント=らと面談するという。初陣は12月にタイで開催される国際大会になる。森保新監督は欧州修行をへて、52年ぶりメダル獲得へスタートを切る。

 2020年東京五輪のタクトは、森保新監督に託された。低予算の広島を3度の優勝に導いた実績が評価された。渡欧中のため、日本協会を通じ「目指すところは当然、メダル獲得です。『日本サッカーの父』と言われたクラマーさんの教え通り、『大和魂』を胸に最高峰の舞台に臨み、世界に『日本サッカー』の名をとどろかせたい」とコメントを発表した。

 52年ぶりメダル獲得という快挙に向け、爪を研いでいる。7月に成績不振を理由に辞任し、欧州修行中だ。関係者によると、広島時代の教え子で日本代表FW浅野と会食し、欧州リーグやW杯ロシア大会の欧州予選も視察したという。現在はドルトムントに滞在中といい、MF香川に加え、DF吉田とも面談予定。世界最高峰を研究、そこで戦う日本人選手からもメダル獲得のヒントを探っている。

 森保さんは日常的に練習を見られるクラブ監督志向だったが、自国開催となる「東京五輪は別格」と就任を決意したという。「2020年は地元開催ということから、重責を感じるとともに身の引き締まる思い」ともコメント。10月中には帰国し、正式サインする。初陣は12月9〜15日にタイで開催される国際大会になり、来年1月のU−23アジア選手権に臨む。

 日本の至宝と呼ばれるU−17日本代表FW久保ら有望株が多い東京五輪世代。新監督は「オリンピックもワールドカップも出場することが目標の大会でなく、トップに食い込むことが使命になっています」と決意表明した。愛称は「ポイチ(保一)」。ポイチジャパンが、半世紀以上閉じたメダル獲得の扉を自国開催で開けに行く。(占部哲也)

 <森保一(もりやす・はじめ)> 1968(昭和43)年8月23日生まれ、長崎県出身の49歳。現役では前身のマツダ時代を含む広島、仙台などで主に守備的MFとしてプレー。日本代表で35試合1得点。ワールドカップ初出場を目前で逃す93年の「ドーハの悲劇」を経験した。引退後は育成年代のコーチなどを経て2012年から広島の監督を務め、3度のJ1制覇に導いた。今季は低迷し、7月に退任。

 

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