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【サッカー】

長友が俊輔に並び大台100試合も 代表デビューの地・豊田で98試合目

2017年10月4日 紙面から

日本代表に合流し、ニュージーランド戦に向け調整する長友=愛知県豊田市で(中森麻未撮影)

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 サッカー日本代表は3日、愛知県豊田市内で国際親善試合・ニュージーランド戦(6日、豊田ス)に向け、約1時間30分練習した。MF香川真司(28)=ドルトムント、DF長友佑都(31)=インテル・ミラノ=ら欧州組8人が合流し、全24人が集合した。長友はあと1試合で国際Aマッチ通算98試合出場となり、MF中村俊輔(39)=磐田=の歴代7位タイに並ぶ。

 長友は落ち着いていた。代表デビューから10年目。国際Aマッチ97試合を積み重ね、あと1試合で中村俊の歴代7位に並ぶ。100試合の大台も見えてきた31歳は「100試合いけるかもっていうのはどんな奇跡が起きたのか。人生分からないですね」と静かに笑みを浮かべた。

 豊田とは縁がある。豊田スが会場となった2008年5月24日のコートジボワール戦で代表デビューを飾った。明大サッカー部を退部、在学したままFC東京と契約して数カ月後。「ゴリゴリやった」と、アーセナルでプレーしていたエブエを吹き飛ばす鮮烈な初陣で、しかも、コートジボワールを率いていたのは、ハリルホジッチ監督だった。

 「ここでデビューさせてもらって、親近感がある。ホームに帰ってきた感じがするね。(ハリル監督は当時を)覚えてないんじゃないかな。でも、自信になった」

 昨年6月2日にはトヨタスポーツセンターで、夫人の平愛梨との交際宣言しており、「縁を感じる」とも語る、2度も人生のターニングポイントを迎えた地だ。そして、今合宿の招集メンバーでは、国際Aマッチ最多出場選手。酸いも甘いも知り尽くした長友は、実感を込めて言った。

 「先は見ない。まずは足元をしっかりみる。ブラジルワールドカップ(W杯)の時は先ばかり見ていた。ジャンプして飛んでいくくらいにね。でも、足元を固めないと崩れるのは早い」

 今合宿には長谷部のほか、同じ08年北京五輪世代の本田、岡崎が外れた。「危機感はある。次は自分じゃないかって」と口にし、同時に「日の丸を付けてピッチに立てる誇り、名誉を改めて感じる」とも言った。自称「不死ゴリラ」は、「縁のある」豊田から手堅く、着実にロシアへの一歩を踏み出す。(占部哲也)

◆長友のゴリラ変遷

 (1)ハルクVSゴリラ 08年4月のFC東京−東京Vで、米国のコミック「超人ハルク」に例えられた東京Vの元ブラジル代表FWフッキとの対決に「ハルクVSゴリラに大注目」と発言した。

 (2)キング・ゴリラ 11年冬にチェゼーナからインテル・ミラノに移籍し、背番号が55に決定。「ゴリラの5。今は普通のゴリラだけど、今度はキング・ゴリラにならないと」とコメントした。

 (3)不死ゴリラ 今オフに戦力外、放出候補と報道されながらも、今季開幕戦のフィオレンティナ戦にフル出場し3−0の勝利に貢献。自身のツイッターで「不死鳥」ならぬ「不死ゴリラやね。笑」と書き込んだ。

 

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