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【首都スポ】

[大学野球]頼むぞ連覇! 東洋大川越軟式野球部 50周年式典でエール

2019年2月11日 紙面から

優勝エースの2人ら東洋大川越軟式野球部OBが連覇へエール。手前右がOB会長の辰巳啓源さん、左が桑子廉さん=埼玉県川越市で(小原栄二撮影)

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 東都学生軟式野球リーグで昨秋、15年ぶり2度目の優勝を果たした東洋大川越軟式野球部が創部50周年を迎えた。埼玉県川越市内で9日、記念式典が行われ、初優勝のエースで昨年からOB会長の辰巳啓源さん(35)と昨秋MVPで今春は就職活動に専念する桑子廉投手(3年・伊勢崎工)の“ダブルV腕”が後輩たちにあらためてエール。理系学部が中心の川越キャンパスの部員が今春リーグ戦での連覇を誓った。

 川越キャンパスは理系学部の本拠地。日本一7度を誇る硬式野球部のグラウンドや陸上部のトラックがあるが、選手のほとんどは東京・白山キャンパスに通学している。軟式野球部メンバーは川越で学ぶ理系選手。2003年秋に初優勝したときのエースの辰巳さんも理系。東農大一から進学したときは、硬式野球部に入る選択肢もあったが「情報関係の学部で勉強が忙しいと聞いて、サークルのつもりで入ったらけっこう本気の部活でした」と振り返る。

 実験などで全員が集まりにくいものの、練習は週に4、5日。2つ上の先輩にヤクルトでプレーした飯原の兄で速球派の大策さんがいた。「スピードも速いし、切れもあった。140キロぐらい出ていたと思う。飯原さんたちが1部に上げてくれたから優勝しようっていう雰囲気になった」。4年になった飯原さんらが引退すると、3年生がほとんどいなくて、辰巳さんら2年生が中心になった。ピッチャーは副主将でもあった辰巳さんだけ。全試合全イニング投げた。「防御率は0点台だったと思います」

 6勝2敗2分で全日程を終え、1試合を残す文教大が6勝2敗1分で勝敗は並んでいた。文教大が負けて優勝が決まると部室で辰巳さんが胴上げされた。主将だった佐藤剛之さん(35)は「後輩にそこそこ打つ選手がいてくれて、ぼくたちは守るだけのようなもの。ほとんどが1、2点差だった。団結力はありました」と笑う。

 サークルだった1963年にA号リーグ戦で優勝したが、1969年に体育会の東洋大野球部としてスタートして、2部、3部をいったりきたりしながら歴史を刻み創部34年目の初優勝だった。辰巳さんは卒業後、システムエンジニアとして就職したが、もう一度、野球をしたくて1年で退職。元中日の川又米利さんのクラブチームNAGOYA23で投手として6年ぶりの硬式球を握った。当時、アルバイトしていた料理店のつてもあり、退団後は東京の「なだ万」で修行。いまは、関東を中心に展開している居酒屋チェーンで活躍中のV請負料理長だ。ボールを包丁に握り替えたOB会長は「3度目、4度目と優勝を重ねていってほしい」と後輩にエールを送った。

東洋大川越軟式野球部草創期のOB

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