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【首都スポ】

[ラグビー]10.27全国U18女子セブンズの関東代表 国学院栃木&ブレイブルーヴ

2018年9月7日 紙面から

関東予選の千葉ペガサス戦で独走する松田(左)=千葉県柏市の麗沢ラグビー場で

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 女子ラグビーのシーズン到来だ! 2日、7人制ラグビーの第1回全国U18女子セブンズ(10月27〜28日・熊谷)の関東予選が千葉県柏市の麗沢ラグビー場で行われ、国学院栃木(栃木)とブレイブルーヴ(東京)が出場権を獲得した。3日には、ジャカルタ・アジア大会(7人制)で金メダルを獲得した日本女子代表(愛称サクラセブンズ)が帰国。8日からは、女子7人制国内女王を争う太陽生命ウィメンズセブンズシリーズが第3戦の富士山裾野御殿場大会で再開する。ラ組女子「収穫の秋」が始まる! (文・写真=大友信彦)

 別格の突破力だ。ネービーブルーのジャージーに身を包んだ国学院栃木の背番号6がボールをつかむと、大きなストライドでぐんぐん加速。追いすがるタックラーを振り切って疾走する。圧巻のパフォーマンスをみせたのが松田凜日(りんか、2年)だ。

 埼玉選抜との初戦では、先制を含む2トライ。代表決定戦となった千葉ペガサス戦でも約50メートルを独走する豪快トライと、相手タックルを次々と外すパワフルトライで31−12の快勝、全国切符獲得の原動力になった。

 東京・府中八中時代から女子のユースアカデミーに招集され、国学院栃木に進学すると、1年時から日本代表候補合宿に参加。すでに、シニアの太陽生命ウィメンズセブンズシリーズに、チャレンジチームで活躍している期待の星は高校入学以降、合宿や遠征が忙しく、国栃のジャージーで試合に臨む機会はほとんどない。それだけに、懸ける思いは強かった。

 「いつも一緒に練習してる仲間との試合だし絶対に出たかった」

 代表ではWTBが多いが、この大会ではCTBで出場。「相手のディフェンスが厚かったので、一度ボールを離してから外で勝負しました」と、クレバーな判断力を見せたが、世界を見据える16歳は「まだまだですね」と唇をかんだ。

 「相手が高校生なのに抜ききれなかった場面があった。ここで勝てないと、上のレベルでは勝てないですから」

 全国U18女子セブンズの前身は、昨春までの「全国高校選抜」だ。国栃はその最後の選抜で、現サクラセブンズの田中笑伊(日体大)、15人制日本代表(愛称サクラフィフティーン)の小西想羅(青学大)らを擁して優勝を飾っている。

 「だから目標は連覇です」

 女子ラグビーの次代を担う国栃の大器は、キッパリと言い切った。

関東学院六浦戦で突破を図るブレイブルーヴ主将の安尾(中)

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 関東代表で、もうひとつの椅子をつかんだのは、東京・府中を拠点に活動するブレイブルーヴだ。1回戦で当たるはずだった茨城選抜が辞退したため、初戦がいきなり代表決定戦という難しい日程になったが、関東学院六浦(神奈川)を24−12で破り、見事に全国切符を獲得した。5−5の同点で迎えた前半ロスタイムに大外のスペースを独走して決勝トライを挙げた安尾琴乃主将(都立石神井高2年)は「初戦がなかった分、試合の1時間前に息を上げて試合に備えました」と、笑顔で話した。

 ブレイブルーヴは2016年10月、同年の全国中学生大会を制した東京都選抜のメンバーを中心として活動開始。今年1月の関東大会、3月のルーパス・ルーヴ杯に優勝するなど、急速に力をつけている。監督は、国栃・松田凜日の父で、元日本代表の努さん。凜日自身もかつてプレーしていた「身内」だ。

 「(日程変更のため)決勝で戦えなかったのは残念だけど、ラッキーかも」と笑った安尾は「当たるなら、全国大会の決勝でやりたい。凜日はアカデミーで頑張って成長しているし、体もでかくなってるけど、同い年だし、負けたくないです」と、目をキラリと光らせた。首都圏JKラ組女子の戦いは、いよいよ全国の舞台に移る!

全国の決勝で戦おう!関東予選を勝ち抜いた国学院栃木(紺)、ブレイブルーヴ(赤)の選手たち

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