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【首都スポ】

[大学サッカー]初出場の明学大、全国でも旋風だ 総理大臣杯きょう開幕 主将・高橋龍「歴史塗り替える」

2018年8月31日 紙面から

 第42回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントが31日、開幕する。9月9日の決勝まで、大阪府内の5会場で熱戦が繰り広げられるこの大会。関東勢は予選を兼ねた関東大学トーナメントの上位6チームが参加する。その中で注目されるのは予選準優勝で第2代表の明学大。東京都大学1部リーグの所属ながら、格上の関東大学1部リーグ勢を4校も倒す暴れっぷりを予選で見せた。主将のセンターバック、高橋龍世(4年・実践学園)を中心に、初出場の本大会でも旋風を巻き起こせるかどうか。攻撃では、左サイドバックの新井博人(4年・桐蔭学園)が繰り出す、絶妙のボールに活路を見いだしたい。 (関孝伸)

明学大の守備の要、高橋=横浜市戸塚区の明学大横浜キャンパスで(平野皓士朗撮影)

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 絶対的な守備の要であるDF高橋はセンターバックとしては長身ではない。身長177センチだが、それでも、「ジャンプ力があるので、ヘディングには自信があります」と言い切る。

 そして、誇れる武器は空中戦での強さだけではない。

 「小学校3年生のときから、センターバックをずっとやってきました。センターバックしかできないんですけど、センターバックとしての極意は持っているつもりです」

 初めて対戦するチームや選手、しかも映像による情報さえも事前に得ていないような完全に未知の相手にも、即座に対応できるのが強みという。試合開始後、わずかな時間で特徴をつかみ、戸惑うことなく対処して封じ込める。そういった適応力があるからこそ、リーグのカテゴリーが違う格上の相手ばかりと対戦した、総理大臣杯予選を乗り切れたのだ。

 頼れる主将には得意とするプレーがある。スペースをわざと空け、そこに相手を誘い込む。わなを仕掛けて自分の間合いに引き入れ、効果的な仕事を許さない。“サッカーIQ”が高く、駆け引きを駆使してチームを救う。

 総理大臣杯でもボールを支配される展開が予想されるが、それは覚悟の上だ。

 「(予選でもそうだったように)チャレンジャー精神を持って、隙を見せずに我慢して戦っていきます。自分のことだけじゃなくて、他の味方を助けるプレーを心掛けます。プロに進むような注目されている選手には負けたくないと思っています」

 初陣となる全国の舞台では、初戦突破が当面の目標になる。「初出場ですけど、関東代表の名に恥じない戦いをします。明学の歴史をさらに塗り替えたいので、何が何でも1勝はしたいです。全力を尽くします」と、まずは9月3日の一戦に全てを懸ける。

◆高橋ア・ラ・カルト

 ◆朝カフェ やらなければいけない作業があったりすると、朝の開店と同時に地元のカフェに入る。そもそもはカフェでリラックスするのが好きなので、作業がなくても足を運ぶことがある。その際は、パンケーキを食べながらコーヒーを飲んでゆったりと過ごす。

 ◆アウトレット好き 月に1回はアウトレットに買い物に出かける。必ずのぞくショップはユナイテッドアローズ。一人で行くことが多い。

<高橋龍世(たかはし・りゅうせい)> 1996(平成8)年8月10日生まれ、東京都八王子市出身の22歳。177センチ、74キロ。同市立由井第三小2年のときにシルクロードSCでサッカーを始めた。FC多摩ジュニアユースから実践学園高へ。明学大では1年時の途中でポジションをつかみ、以後、レギュラーとしてプレーしてきた。

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