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【首都スポ】

[大学サッカー]明学大DF新井、課題の守備力向上 自慢の攻撃力で好機演出

2018年8月31日 紙面から

左足からチャンスを演出する新井=横浜市戸塚区の明学大横浜キャンパスで(平野皓士朗撮影)

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 予選における明学大の快進撃はDF新井の左足弾から始まった。1回戦の筑波大戦と2回戦の東洋大戦で、ともにFKを決め、関東大学1部リーグ勢を連破する立役者となった。

 勢いづいたチームは決勝まで勝ち上がり、総理大臣杯初出場の権利を獲得して終えた。しかし、原動力となった左サイドバックには悔しさだけが残った。関東第1代表を懸けた法大との決戦で、自分のサイドを破られ、1−2の敗戦を喫したからだ。

 従来のポジションはボランチで、守備時よりも攻撃に入ったときに力を発揮する。「プレーの幅を広げるため」という意味合いもあって、今予選から本格的に左サイドバックの位置に入るようになったのだが、大事な一戦で、守備面での未熟さを痛感させられた。

 「チームに迷惑をかけました」

 無念の思いから、予選後はディフェンス力の向上に努めてきた。その結果、「守備の感覚がつかめてきました。今はだいぶ自信があります」と言えるほどの成長を遂げている。

 守りの面の不安が軽減されれば、好きな攻撃に気持ちよく打って出られるに違いない。今後は、武器であるキックと展開力で、チームにより一層の貢献ができるだろう。

 「セットプレーで得点に絡むのはもちろんなんですけど、相手に走り負けないようにして、流れの中からもアシストとかをしたいです」

 最上級生唯一のプロ選手志望で、総理大臣杯は“就職活動”の舞台にもなる。「でも、大前提になるのはチームの勝利のために戦うということです。チームが勝てば、アピールの場がそれだけ増えることになりますし、優勝することしか考えていません」と不退転の覚悟で頂点を狙う。

◆新井ア・ラ・カルト

 ◆大学に入ってから 高校時代までと比べて時間ができ、読書に時間を割くようになった。読む本は、小説から自己啓発書まで多岐にわたる。印象に残る一冊は「一流をめざすメンタル術」(鈴木颯人著)。高橋に勧められた。

 ◆いじられキャラ 誰とでも仲良くなれるムードメーカータイプで、後輩からもいじられる。今は、わけあって3日に五厘刈りにした、頭髪についてからかわれている。1カ月近くたち、髪は結構伸びた。再度丸めるかどうかを思案中だ。

<新井博人(あらい・ひろと)> 1996(平成8)年6月22日生まれ、東京都足立区出身の22歳。175センチ、69キロ。地元の本行寺第二伊興幼稚園年長組のときに両新田FC(埼玉)でサッカーを始めた。小学時はカリオカFC足立ジュニア(東京)とレジスタFC(埼玉)でプレー。FC東京U−15深川から桐蔭学園高(神奈川)に進んだ。明学大では入学直後から主力として活躍し、昨季は東京都大学1部リーグで最優秀選手賞を受賞した。

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