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【首都スポ】

[大学サッカー]桐蔭横浜大が初勝利 MF鳥海が左右で2発

2018年4月16日 紙面から

後半17分、勝ち越し点となるシュートを放つ桐蔭横浜大の鳥海=神奈川県立保土ケ谷公園サッカー場で(関陽一郎撮影)

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◇関東大学サッカーリーグ<第2節最終日>

 第92回関東大学サッカーリーグ戦(東京中日スポーツ後援)は15日、各地で第2節最終日の1部2試合、2部4試合を行い、1部では、桐蔭横浜大がMF鳥海(とりかい)芳樹(2年・桐光学園)の2得点などで3−2と国士舘大を下し、今季初勝利を挙げた。鳥海は開幕節に続く2試合連続得点で、先制点と決勝点を挙げた。法大は、U−21(21歳以下)日本代表のFW上田綺世(あやせ、2年・鹿島学園)が2試合連続で2得点したが終盤に追いつかれ、東洋大と2−2で引き分けた。第3節は28〜29日に行われる。

◇桐蔭横浜大3−2国士舘大

 右足で試合の幕を開け、左足で締めた。桐蔭横浜大の鳥海は前半7分、右足シュートで相手の股間を抜く先制点を決めると、2−2で迎えた後半17分、今度は左足を思い切り振り抜き、決勝点をたたき込んだ。

 前節の早大戦で一時追いつく同点ゴールに続く2試合連続得点。ドリブルが持ち味のMFは「(開幕戦で負け)何としても勝ち点3を取りたいという思いがありました。自分のゴールで取れて、自信になりました」と、顔をほころばせた。

 リーグ戦の目標は優勝で、最低でも上位に入り、桐蔭横浜大初となる全日本大学選手権(インカレ)の出場権は確保したい。鳥海にとって、高2のときの全国高校選手権の苦い思い出につながる。J1磐田の小川航基、大学の先輩、イサカらと一緒に出場した3回戦で、青森山田に2−0からロスタイムに追いつかれ、最後はPK戦で屈した。

 「自分は2−0の残り20分くらいで交代しましたが、そこから追いつかれたので、あの試合はすごく記憶に残っています。大学でも全国大会に出て、頂点を取りたいという気持ちは強いです」

 昨季は2年連続の総理大臣杯全日本大学トーナメント出場を逃し、リーグ戦は第3節から17節まで最下位だった。しかし、最後の6戦はチーム初の5連勝と1分けで7位まで浮上。結果的に、インカレ出場ラインまで勝ち点5差だった。今季は、昨季と同じ轍(てつ)を踏みたくない。

 リーグ前半戦5得点7アシストを個人目標に掲げる背番号8は「これから失速する選手もいるので、継続することが大事だと思います」と、高校時代に実現しなかった「頂点」を目指す戦いに向け、気持ちを新たにしていた。 (関陽一郎)

 ▽桐蔭横浜大・安武亨監督(新監督としてリーグ戦初白星)「きつかった。ほっとした。国士舘大はいいドリブラーが多く、前半は対応に苦しんだが、後半はしっかり対応し、うちの時間が増えた。これからどんどん良くなると思うし、1試合目より2試合目、次が楽しみ」

後半12分、ゴールを決め、喜ぶ国士舘大の飯野

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◆左SB飯野弾も…国士舘初白星逃す

 国士舘大は1部復帰後の初白星を逃した。後半12分に左サイドバックの飯野七聖(4年・新潟U−18)が難しい角度から左足で相手ゴールを破って試合を2−1とひっくり返したが、そこから2点を許した。

 飯野の得点は1部では初で「メッチャうれしいです」と素直に喜んだが、失点にも絡んでしまい、「まだまだです。駄目ですね」と唇をかんだ。「1勝が早く欲しいです」と切実な思いを口にした。

後半21分、法大の上田(中央)がヘディングでゴールを決める=神奈川県立保土ケ谷公園サッカー場で(河口貞史撮影)

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◇法大2−2東洋大

◆法大痛恨ドロー…エース勝利導けず反省

 またも2発だ。法大のU−21日本代表FW上田が初戦に続き、マルチゴールをマーク。前戦の際にユニホームを忘れ、その反省から髪を切ってきた19歳がこの日も結果を残した。

 まずは0−1のビハインドで迎えた後半21分、味方が頭で折り返したラストパスをヘッドで流し込んだ。さらに同33分には相手GKのキャッチミスから右足で勝ち越し点を決めた。

 しかし、最後に痛恨の失点劇が待っていた。引き分けに持ち込まれ、ヒーローになり損ねてしまった。

 エースは試合後、「チームを勝たせられませんでした。(勝利のためには)ハットトリックが必要だったんです」と、自らに言い聞かせるように振り返った。「相手が粘ってきても追いつけないくらいに点を取らないと…。それが自分の仕事ですから」と、得点ランキングで単独トップとなる通算4ゴールを挙げているにもかかわらず、反省しきりだった。 (関孝伸)

後半43分、豪快な左足シュートを放ち、ボールの行方を見る東洋大の松崎(左)

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◆東洋大MF松崎 豪快左足同点弾

 東洋大MF松崎快(3年・大宮ユース)は2−1の後半43分、自身のスローインを起点にドリブルから左足を一振り、ゴール左上に突き刺した。連敗を防ぐ今季リーグ戦初得点に「高橋選手(MF)とのパス交換の後、ある程度、花道が空いていたので、いけるかなと思いました」と笑顔を見せた。

 今季の目標は8得点5アシストで、「苦しいときに結果を残せる選手になりたい」と言う。22日の天皇杯東京都予選準決勝では、元日本代表DF岩政率いる東京ユナイテッドと対戦。「あと2つ勝てるように頑張りたいです」と必勝を期した。

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