トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 首都スポ > 記事

ここから本文

【首都スポ】

わが校期待の駅伝ランナー!! スポーツ法政は坂東悠汰

2017年10月3日 紙面から

関東インカレ5000メートルで3位、1万メートル(5位)とのダブル入賞を達成し、喜びをあらわにする坂東(スポーツ法政提供)

写真

 エースという看板は時に選手を追い込んでしまうこともある。しかし、坂東悠汰(スポ・3年・津名)はエースという決して軽くない看板を背負いながら、今季飛躍のシーズンを送っている。

 9月に行われた日本学生対校選手権(日本インカレ)の男子5000メートル決勝に、坂東の姿があった。法大で同種目にエントリーするのは、坂東が目標として挙げる西池和人(スポ・平26年度卒・須磨学園=現コニカミノルタ)以来3年ぶりのこと。そして度重なる故障に泣いたかつてのエースとは異なり、大きなけがとは無縁の坂東は、このレースで日本人2番手となる4位に入った。

 兵庫県の淡路島で生まれ育った坂東。大学に入学後の成長の要因として「練習相手ができた」ことを挙げた。1年時は箱根駅伝に出場はしたものの、注目されたのは190センチという身長ばかり。しかし、2年時に1万メートル28分台という大台に乗せると、今年の箱根では1区に起用。前年に法大が大崩れしたこの区間をシード圏内でつなぎ、役割を果たした。これもまた、4年前の西池以来のことだ。チームもこの好スタートの流れを途切れさせず、橙紺の襷(だすき)は8番目に大手町に帰ってきた。

 坂東の取材で、今季に入ってから聞かれるようになったフレーズがある。「日本人トップ」。5000メートルと1万メートルのダブル入賞を果たした関東学生対校選手権(関東インカレ)でも、不調ながら28分台でまとめた全日本大学駅伝対校選手権関東学生連盟推薦校選考会でも、そして日本インカレでも、坂東は「日本人トップ」を狙い続けた。いずれも日本人トップこそ逃したものの、エースの看板に恥じない結果を残している。

 秋に入り、戦いの場はトラックからいよいよロードへと移り変わる。4年ぶりに法大が学生三大駅伝全てに出場する今年、坂東は「エースとしてチームに貯金をつくる」ことを駅伝シーズンの目標に掲げた。スターターとしてチームに流れを引き寄せた箱根の再現なるか。止まることを知らないオレンジエクスプレスが、まずは4年ぶりの出雲路を駆け抜ける。 (小島雄太)

◆筆者のひと言

<小島雄太(こじま・ゆうた、社会学部3年)> 「中学、高校と6年間競技者として陸上競技に携わった私は、記事を執筆する傍ら現在も走り続けている。以前ハーフマラソンに出場した際には、大学の選手たちと走るスピードは違えど、20キロ以上に渡るゴールまでの長いルートで、多くの声援に背中を押された。これからの駅伝シーズンの応援は、ぜひ沿道にて」

    ◇

 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ