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【首都スポ】

初マラソンの設楽は攻めの走り 前半は日本記録超すハイペース

2017年2月27日 紙面から

38キロ付近で設楽悠太(右)を抜いた井上(左)(代表撮影)

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◇東京マラソン

 初マラソンの設楽がスタートから積極的な走りを見せ、沿道の観衆を沸かせた。昨夏のリオデジャネイロ五輪1万メートルで代表になったスピードを存分に生かし、キプサングらの先頭集団を追走。25キロまでは、高岡寿成が持つ日本記録(2時間6分16秒)をも上回るハイペースを刻み、日本人の先頭を走り続けた。30キロ以降に失速して記録更新はならず、井上、山本にも抜かれたが、世界選手権選考対象となる日本人3位でゴールした。

 「初マラソンでも挑戦という意識ではなく、勝負をしにいった。守りの走りではなく、攻めの走りで2時間8分台を目指した」。東洋大時代には箱根駅伝で3年連続区間賞を獲得しており、20キロまでの距離なら勝手が分かっている。そこまでは予想どおりに体も動いたが、30キロ以降は未知の領域。「そこからは今までにない、きつさだった」とマラソンの厳しさを思い知った。

 それでも恐れることなく、日本新のハイペースに挑んでいったのは得難い経験。「世界との差を感じた後半を課題に練習を続けていけば、もっと記録は伸びる」。まだ25歳。低迷が続く日本マラソン界に新風を吹き込む逸材の誕生だ。 (千葉亨)

     ◇

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