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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]あす開幕! 開設62周年記念GI「戸田プリムローズ」

2018年10月6日 紙面から

大黒柱として埼玉を束ねる須藤博倫が、悲願の地元Vへ闘志を燃やす

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 埼玉県・戸田ボートの開設62周年記念GI「戸田プリムローズ」があす7日から開催される。昨年GP覇者で大エースの桐生順平が不在の中、前回チャンプの中田竜太をはじめ9選手がホームプールで難敵を迎え撃つ。その大黒柱として埼玉を束ねる須藤博倫にとって、この地元記念はのどから手が出るほど欲しいタイトル。それに対する思い、そして地元開催でもある来年のクラシック権利取りへ、意気込みを熱く語った。

 埼玉支部長として重責を全うし、その屋台骨を支える須藤博倫に戸田62周年への思いを聞いた。(聞き手・島田清二)

 −今年2度目の地元周年です

 須藤「気持ちが入っているからなのかは分からないけど、ここ数年は戸田周年に関して準優にはちゃんと乗れています。『準優に乗るのは当たり前』という気持ちで臨んでいるし、最低限それぐらいはいかないと自分自身も盛り上がらない。準優で戦って優出できるかできないかの戦いはしたい」

 −ここまで昨年を上回る5Vを挙げているが、戸田での優勝は2016年6月を最後に遠ざかる

 「実際、戸田が今、一番勝ちづらい。59周年(優勝戦でF)を含めて、リベンジ的な気持ちはもちろんあるけど、ダイヤモンドカップとか戸田のGIは何度かチャンスはあったのにもらしている。そこで本当は一皮むけていないといけないんですが…。何でかなと思ったらやっぱり地元だから考えすぎますよね。精神的に勝たないといけないとか、準優1号艇で乗らないといけないとか、ちょっと考えすぎている。そういう意味で今回はフラットな気持ちで行きたい。楽をしたいとかではなくて、そういう気持ちで臨んで結果を出したい」

 −支部長の任期を1年延長したのは

 「もともと支部長は3年ぐらいやる気持ちだった。クラシック(19年3月)が決まったからではなく、支部全体の事を考えてです。自分もそうだけど中田(竜太)や、桐生(順平)が出場する中で、優勝を狙うときにそういう雑用的なことをやらせるべきじゃないと先輩として思っている。これが36、37歳ぐらいの経歴だったら『順平、おまえやれよ』というところがあるかもしれないけど、30歳そこそこで賞金王で業界を引っ張っていく人間にやらせるのはどうかなと思うところもあって。班長の経験もあるし、重荷でもないので自分がやればいいのかなと」

 −埼玉支部は若手の成長が目立っている

 「若手のいい雰囲気は5、6年ぐらい前から感じています。桐生が引っ張っている感じもあるけど、もし桐生がいなくても個々の意識が高いので実力もどんどんついてきている。それでも桐生がいろんなところで具体的なアドバイスや背中を見せているのは、非常に大きいなと思っています。悲観的なわけではないけど本来、先輩が見せていかないといけない部分で、後輩からそういうものをもらえるのはある意味、高級なものなのかな。後輩からもらえる刺激とか。それで自分も高まっていくし意識もする」

 −最後に意気込みを

 「地元周年は特別で目標のひとつ。10年以上も言い続けていまだに取れていないけど、取るまで言い続けると思います。地元で活躍するのは選手にとって大きいこと。来ていただけるファンにも『ボートレースは面白いな』と思って帰ってもらいたい。そういうレースを見せるのが自分の仕事なので。家族で来場するファンも多いので、レースを見た子どもたちが大人になって、ファンになってくれたり選手になりたいと思ってくれれば。そういう意味では大きいですよね。下手なレースはできないし、気持ちが伝わるような走りができたらと思っています」

<須藤博倫(すどう・ひろみち)> 1977(昭和52)年10月14日生まれの40歳。166センチ、52キロ。血液はB型。埼玉県志木市出身。県立川口高等学校卒業。選手養成83期生、埼玉支部所属。同期には重野哲之、斉藤仁、秋山直之、坂口周、関口智久、大滝明日香らがいる。98年11月・戸田でデビュー(1着)。00年3月・桐生で初優勝。GIは12年6月・三国周年で初優勝。SG初出場は02年・ダービー(平和島)。11年・ダービー(平和島)でSG初優出。GI3Vを含む通算優勝は55回。家族は妻と2男1女。

 

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