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【プロ野球】

阪神・西岡、自身のインスタでチーム戦力外を公表 現役続行には意欲

2018年10月3日 紙面から

戦力外を公表した阪神・西岡は試合前のシートノックで軽快な動きを見せた=マツダスタジアムで(飯室逸平撮影)

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◇広島1−0阪神

 広島が丸の39号ソロ本塁打で接戦を制した。0−0の6回2死からチーム初安打となる一発を中越えへ運び、7イニングを無失点のジョンソンが11勝目。阪神は岩田の7イニングを1失点の好投を生かせなかった。2戦連続の零敗で今季ワースト借金14。

    ◇

 まだクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消えていない中、昼過ぎに衝撃的な一報が駆け巡った。阪神の西岡剛内野手(34)が自身のインスタグラムで1日に戦力外通告を受けたことを公表。「また新しい経験が僕にはできました」と記し、今後の現役続行へ熱い思いをつづった。

 過去に例のない自身のSNS上での公表。広島戦前にマツダスタジアムで報道陣に応対した谷本球団本部長によると、1日のDeNA戦後、本人に直接、来季の契約を更新しない旨を伝えた。同時に「チームに貢献してくれた選手ですし、タイガースでユニホームを脱ぐ場合はセレモニーの用意などもあります」と引退セレモニーなども打診したという。

 会談の場で西岡は「しばらく考えさせてください」と回答を保留。そのため球団はマスコミへのリリース、戦力外通告に義務づけられているNPBら関係各所への報告を控えていた。ただ正式な回答を球団が聞く前にインスタグラムで公表してしまったことで、この日谷本本部長らが球場入り後に最終的な意思確認を行った。

 「本人からはすみませんという言葉もありましたし、自分の言葉でファンに伝えたいという思いもあったんだと思います」と本人の考えを尊重する方針を語った谷本本部長。インスタグラムでは現役続行の意思とともに阪神ファン、そして金本監督らお世話になった指導者へ感謝の思いが多くつづられている。

 試合のため広島市内の宿舎を出発するバスに乗り込む前には、ファンから感謝の思いを伝える歓声が飛んだ。広島戦には通常通りベンチ入りし、来るべき出番に備えた。

 今後の起用法については金本監督ら現場に一任された。度重なる故障に泣かされながらも、13年の移籍直後から虎の雰囲気を変えようと懸命に走ってきた背番号5。まだ復活への道のりは終わらない。新たな場所で西岡は第一歩を踏み出す。 (重松健三)

 

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