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【プロ野球】

日本ハム・中田、ファンのために打つ 14日震災後初札幌Dで100打点達成へ

2018年9月11日 紙面から

 日本ハムの中田翔内野手(29)が10日、震災後初めて札幌ドームで開催される14日のオリックス戦での100打点達成に意欲をみせた。自身4度目の達成となれば、球団では大杉、小笠原を抜き最多となる。

 ここまで積み上げた打点は99。大台到達は時間の問題だ。もちろん、その瞬間を北海道で待ち望むファンも多い。「個人的なことはどうでもいい。でも、ファンの人がそう思ってくれるならありがたい」。北の大地に野球が戻ってくる日に、勝利を彩る打点を挙げるだけだ。

 ただ複雑な思いも抱えている。震災直後から道内は全域で停電。誰もが被災を経験したからこそ、いまだに困難の中にいる人たちへの思いは強い。「野球どころではないという人の方が多いと思うし、球場に来てくださいとも言えない。でも自分らには野球しかないから…」。そう険しい表情で語った。

 この日は楽天戦(楽天生命)が雨天中止となり、室内練習場で汗を流した。11日からのロッテ2連戦(札幌)の中止もすでに決まり、その間は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で調整。「しっかりやるしかない」。中田翔にしかできないこと。それは豪快なスイングで一瞬でも誰かの心を晴れさせることだ。 (土屋善文)

 

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