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【プロ野球】

巨人・山口、不祥事から1年 今年の誕生日は勝った!

2018年7月12日 紙面から

ヤクルト−巨人 この日が誕生日。ヤクルト戦に先発した山口俊。6イニング3失点と粘投を見せた=神宮球場で(斉藤直己撮影)

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◇巨人7−3ヤクルト

 巨人が4連勝した。2−2の3回にマギーの適時二塁打と亀井の2ランで3点を勝ち越し、5回に1点、7回に亀井のソロで加点した。山口俊は6イニング3失点で7勝目。ヤクルトは初先発の大下が3回途中5失点と崩れ、8連敗を喫した。

      ◇

 能面を貫くみそぎ右腕・山口俊が31歳の誕生日に躍動。3登板連続となる中5日のマウンドでタフネスぶりを発揮し、6イニングを被安打8、失点3。今季7勝目(6敗)をゲットした。

 淡々と抑えた。「体は重かったです。最低限のピッチングでした。チームが勝ったのがよかった。野手のみなさんのおかげです」。フェンス越しに誕生日を祝ってくれるG党に目もくれず。報道陣にも顔色を変えないまま“塩対応”を貫いた。

 軽々しい笑顔を捨てたきっかけはちょうど1年前にある。自身の誕生日会が開かれた7月11日未明。酔って右手甲を負傷し、向かった先の病院で警備員にケガを負わせるなどした。書類送検される事態に、球団からシーズン中の出場停止処分などを言い渡された。

 ストレス発散が下手くそで、酔うと気が大きくなることも。自制が利かなくなる傾向は山口俊自身も自覚していた。「弱い自分を受け入れるところからです。一喜一憂しないように心掛けています」。トレーニングを重ねながら投球スタイルの変更も模索。感情を殺し、目の前の1アウトにこだわる。3点リードの4回2死三塁で山田を遊ゴロに抑えても、笑顔はない。ゆっくりマウンドを降りてベンチへ戻った。

 滅私奉公。前半戦の投球回数は107イニング。リーグトップ菅野の110イニングに次ぐ2番手となった。「よく粘ってくれた」と高橋監督。信頼回復は道半ば。ほどほどの酒で気分転換し、後半戦もフル回転する。 (川本光憲)

 

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