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【プロ野球】

DeNA・東が新人一番乗りで完封勝利 虎狩り見事「勝ちに飢えていた」

2018年5月17日 紙面から

阪神−DeNA プロ初完封で3勝目を挙げたDeNA・東=甲子園球場で

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◇DeNA5−0阪神

 DeNAはルーキー東がプロ初完封で3勝目を挙げ、今季の阪神戦初勝利に導いた。変化球を巧みに操って3安打に抑えた。ロペスが好機を生かして1回の先制打を含む3安打3打点。阪神の岩貞は味方の拙守もあって踏ん張れなかった。

     ◇

 三度目の正直で得た勝利は、阪神打線を完全に沈黙させる快投。DeNAのドラフト1位左腕・東が、12球団の新人一番乗りとなるプロ初完封をやってのけた。9回2死三塁、118球目でロサリオを遊ゴロに斬ると、左拳を握って険しい表情を解き、白い歯を見せた。

 「勝ちにこだわっていきたい」と臨んだマウンド。1回は1四球を与えるも、糸井を内角直球で見逃し三振に切るなど上々のスタート。8回まで福留のテキサス気味の左前打1本に抑えた。9回は植田の内野安打など2安打されたが、得点させなかった。

 愛工大名電高時代に踏んだ甲子園は、強気な投球スタイルの原点。制球が命綱だった高校時代にはじき返された直球はこの日は148キロをマーク。切れのあるチェンジアップと絡めた投球術もさえ、8三振を奪った。

 チームは開幕から阪神戦に5戦全敗。東も2戦2敗。いずれもクオリティースタート(先発で6イニング以上投げ、自責点3以下)だったが、勝ち運もなかった。対阪神だけじゃない。4月19日の巨人戦以来、約1カ月勝てていなかった。

 「勝ちに飢えています。やっと勝てたので良かったです」。緊張から解き放たれ、新人らしい笑顔が浮かんだ。9回無死一、二塁で福留を遊ゴロ併殺打に打ち取るまで「完封を意識していなかった」。そうした姿勢が、球団では2013年の三嶋以来となる新人完封勝利につながった。

 防御率は1・70となりリーグトップに躍り出た。だが、決して満足はしない。「次からも勝ち続けないといけない。一つの自信として心の中にしまっておきます」。身長170センチの左腕は、大きな勝利を力に連勝街道を歩み出す。

 

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