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【プロ野球】

稲葉侍、紳士であれ アジアCSあす開幕

2017年11月15日 紙面から

侍ジャパンにヤジを含め挑発行為の禁止を厳命した稲葉監督(小沢徹撮影)

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 侍ジャパンは紳士たれ−。「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(16〜19日・東京ドーム)に出場する稲葉篤紀監督(45)は14日、ヤジを含めた挑発行為の禁止を厳命した。また又吉克樹投手(27)は韓国、台湾の左打者封じとして内角のカットボールを有効活用することを明言。チームはこの日、宮崎から空路で大会の行われる東京に移動した。

 侍戦士に求めるのは、2020年の東京五輪金メダルを狙うのにふさわしい立ち振る舞いであり行動だ。5日間の宮崎合宿では、2試合の練習試合をこなした。ベンチの雰囲気も、稲葉監督の思いを選手たちが理解したものになった。

 「イニングが終わって戻ってくるときにみんなベンチ前に出て自然とハイタッチで迎えるとか、そういうことができていた。声の出し方、掛け方もですね。相手を刺激するのではなく自分たちのチームをしっかり応援していた」

 16日の初戦は、第1回WBCから何かと因縁の多い韓国戦。永遠のライバルと呼ばれるとともに、互いに負けられない戦いだからこそ、一つのプレーを契機に感情むき出しになる可能性もある。だが、どんなにエキサイトな場面が訪れようと、求めるのは代表選手としての誇りだ。

 「相手にちゃんと敬意を表してやらないといけない。ヤジではなく、自分たちのチームをしっかり応援するというところ。日の丸を背負って戦う者は、そういうところも大事かなと思う」。言葉は違えど、容赦ないヤジは相手には伝わる。指揮官が求めるのは挑発よりも、チームの一体感。実直な稲葉監督らしい選手への注文だった。

 合宿初日のミーティングでグラウンドにツバを吐く行為の禁止、ユニホームの着こなしについて徹底を図った。「侍ジャパンというのは野球界のかがみでないといけない」。現役時代、全力疾走が代名詞だった。侍指揮官がどこまでも真っすぐに正々堂々とチームを勝利に導く。 (土屋善文)

 

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