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【プロ野球】

ソフトバンクが交流戦最高勝率 3年連続7度目

2017年6月19日 紙面から

広島−ソフトバンク 松田(手前)の掛け声で「ワンダホー!」と声を張り上げるナイン=マツダスタジアムで

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◇ソフトバンク7−4広島

 ソフトバンクが快勝。序盤に福田の2点適時打などで4点を奪い、5、8回に着実に追加点。7投手の継投で逃げ切り、2番手の岡本がプロ初勝利を挙げた。広島は中村祐が誤算。9回に代打松山の2ランなどで追い上げたが及ばず。

 日本生命セ・パ交流戦は18日、ソフトバンクが広島に7−4で勝ち、史上初となる3年連続で7度目の最高勝率チームに決まった。広島と勝率で並んだが、直接対決で勝ち越したために交流戦1位。賞金500万円が贈られる。また、パ・リーグが通算成績で8年連続の勝ち越しを決め、ソフトバンクはリーグの6球団に順位に応じて割り振られる賞金として1000万円も獲得した。パには今秋のドラフト会議でウエーバーの優先権が与えられる。

 過去2年の交流戦とは違った形で強さを見せつけた。投打に故障者が続出しながら、終わってみれば“定位置”の1位。7投手を繰り出す総力戦の末、就任1年目から3年連続最高勝率を達成したソフトバンク・工藤監督は「故障もあり苦しかったが、選手が一試合一試合を大事に戦ってくれた」とたたえた。

 積極的に動いた18試合を象徴するような最終戦になった。広島の得点源は16、17日で計4本塁打の丸。大量失点を防ぐため「何とか左(投手)を当てて」と細かい継投で1安打に封じた。一方で自軍の打線は「足を生かしたい」と1番福田、7番に高田をそれぞれ交流戦初の先発起用。4年ぶりに4番に据えた松田も含め、3選手とも打点を挙げる活躍だった。

 和田、武田に加え千賀まで離脱した投手陣をカバーしたのは、いずれも交流戦中にプロ初勝利を挙げた石川、松本裕、岡本であり、バッテリーを組んだ甲斐だ。内川、デスパイネが抜けた打線には上林もいる。いずれ主力は戻るが、若手にチャンスを与えてチームを活性化させた工藤監督は「競争が激しくなるのもうちのいいところ」と底上げの手応えを口にした。

 リーグ戦の順位は交流戦前と同じ2位。それでも首位楽天とのゲーム差は3・5から、1・5に縮まった。23日再開のリーグ戦ではまず3位の西武と対戦。「これから4日間時間がある。しっかり休んで戦っていきたい」。交流戦を制した工藤監督は、この先にある真の頂点を見据えた。

 (山本泰明)

 

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