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【プロ野球】

誠也、安部が汚名返上打 前夜の借りをバットで返した

2017年5月19日 紙面から

1回裏1死一、二塁、鈴木が右中間に適時二塁打を放つ

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◇広島9−2DeNA

 13安打で9得点した広島が快勝。0−2の1回に鈴木、安部の連続タイムリーなどで計4得点と逆転。2回に丸、5回はエルドレッドがそれぞれ2点本塁打と、着実に加点した。中村祐は要所を締めて2勝目。DeNAは平良が崩れた。

 前夜の借りはバットで返せ。それが広島の野球だ。2点を追う初回。まずは1死一、二塁で4番鈴木が右中間を真っ二つに割った。

 「これだけは絶対に仕留めると、ある程度(狙い球を)決めていた」。この一打を見た5番安部は、いつも以上の「覇気」を出した。なおも二、三塁。「絶好のチャンス、こんなにおいしい場面はない」。フルカウントからの6球目。低めに沈む変化球にバットを合わせ、左前にポトリと落とした。技ありの逆転2点打だ。

 「今日は今日の風が吹くと思って臨んでいました。コーチの方や他の選手と話して、やり返すんじゃなくて、取り返そうと思っていました」

 前夜の逆転負けに絡んでしまった2人が、ヒーローだ。17日の試合では3点リードの9回、安部が一塁へ悪送球、鈴木はスライディングキャッチで後逸(記録は三塁打)していた。一夜明けて、鈴木も気持ちを整理していた。ペーニャ、ジャクソンから「楽しくゲームをやらないといい結果は出ないよ」と声を掛けられた。「気をつかわせるのはイヤ」と1打席目で前夜のショックを振り払った。

 そんな選手たちの姿は緒方監督の目にも、頼もしく映った。「次の試合でどうするか、挽回できる選手が試合に使ってもらえる。力を付けている証拠」と成長を認めた。悔しさを乗り越え、チームは結束を強くした。

 

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