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【大リーグ】

大谷、左腕から初アーチで今季通算16号 松井秀の1年目に並ぶ

2018年9月6日 紙面から

レンジャーズ戦の6回、右越えに16号本塁打を放つエンゼルス・大谷=アーリントンで(共同)

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◇レンジャーズ4−2エンゼルス

 【アーリントン小林信行】米大リーグは4日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平選手(24)が当地のレンジャーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、6回に左投手からメジャー初本塁打となる16号ソロを放った。メジャー1年目の日本選手の本塁打数で2003年のヤンキース・松井秀喜に並ぶ2位とし、1位の06年のマリナーズ・城島健司にあと2本に迫った。同僚の田沢純一投手(32)は7回に登板し、1イニング無失点。ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(34)はパドレス戦で6−0の9回に投げ、三者凡退で試合を締めた。

 やられたらやり返す。2打席連続で無死二塁の好機に三振を喫していた大谷が“その球”を逃すはずがなかった。1−4の6回。照準を定めた外角スライダーを振り抜き右中間席へ運ぶ。

 打った相手は初対戦の左腕マイナー。「毎回初打席はあんまり結果が出てないので、なんとか次に生かせるように。もうそこしか考えてない」。球種は前2打席で苦しんだスライダー。「甘い球をしっかり打ててよかった」。右方向への打球に気持ちが垣間見えた。

 メジャー1年目の16発は日本選手では03年の松井に並ぶ2位タイ。二刀流にとって、球団の選手名鑑に「好きな打者は松井秀喜」と書き込む憧れの存在だ。「すごい尊敬している方ですし、すごいうれしい気持ちはある」。偉大なスラッガーと肩を並べたことに思わず声を弾ませた。

 松井が16本まで625打席を要したのに対し、大谷は273打席。ただ右肘故障後の7、8月に打者に専念して不振も経験したとあってか「打者として出続けることの難しさもあると思う。あまり比較しないようにしっかり自分にできることをやりたい」とどこまでも冷静だ。

 左投手からの一発はメジャー移籍後初。依然として対戦打率は1割8分1厘と低調も、大谷は数字以上の手応えを口にした。「基本的には左(投手)の方が数字が出るはず。まだまだいけるようにもっと明日から頑張りたい」。城島の日本選手最多記録まで2本。新たな偉業を射程圏内にとらえた。

◆大谷16号アラカルト

 ▼飛距離ほか 413フィート(約126メートル)、打球初速102・6マイル(約165キロ)、打球角度27度、最高到達点75フィート(約23メートル)、滞空時間4・8秒(MLBバレルアラート調べ)

 ▼本塁打率はトップ メジャー1年目の本塁打率(1本塁打に要した打数)は、大谷が15・19、松井は38・94、城島は28・11

 ▼現役投手最多にM1 メジャー10年目のマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)の通算最多17本塁打(通算594打席)に「M1」

 

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